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結露防止の4原則について、シリーズでお伝えしています。
1.過度な湿度を防止しましょう。
2.換気を促進しましょう。
3.空気の流れを良くしましょう。
4.部屋間の温度差をなくしましょう。
前回は、1つ目のお話を書きました。
今回は2つ目以降のお話を書きたいと思います。
換気を促進しましょう。
発生させてしまった湿気も、すぐに外に排出してしまえば結露はおきません。
従って常に換気を心掛け、窓や換気扇を有効に利用し、原因となる湿気を出来るだけ発生させないようにする事が重要です。
機械設備を利用した24時間計画換気をお勧めします。
また天気が良く過ごしやすい日中は、外の湿度が室内よりも低い場合に限り、窓を開けて空気の入替えをするのも良いでしょう。
気分転換にもなりますよ。
空気の流通を良くしましょう。
部屋の隅は空気が淀みがちです。
暖房をしても温度は低く湿度は高くなりがちです。
こういった所に家具を置くと、さらに空気の流通は悪くなります。
益々、低温多湿な状況となり結露が発生します。
押入の中も含めて、壁や床に直接家具が接触しないようにしましょう。
家具は床面から2~3cm、壁と家具の間は5cm程度開けると良いでしょう。
また押入の中の空気は淀みやすく、布団が断熱材の役目を果たす事で温度も伝わりにくくなっています。
布団は多くの湿気を含んでいる為、スノコ板を敷くなどして床面との間を確保する工夫が必要です。
可能であれば、襖を開放し空気の通りをよくしましょう。
床下は湿度が高くなりやすくなります。
気密性が悪い住宅の場合は、床下の湿気が室内に悪影響を与える事になりかねません。
床下の湿度環境を悪くしないためには、床下の換気を促進することが重要です。
基礎に開いた通風口(床下換気口)の前に物を置くのは止めましょう。
今回は、ここまでにしておきます。
結露はカビを呼びます。
カビは呼吸を通じて体に害を及ぼします。
住まいとそこに住まうご家族の健康のために、結露を防止しましょう!
posted by Assed Red
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