住まい方による結露防止策(その3)

結露防止の4原則について、シリーズでお伝えしています。

 

1.過度な湿度を防止しましょう。

2.換気を促進しましょう。

3.空気の流れを良くしましょう。 

4.部屋間の温度差をなくしましょう。

 

前回・前々回は、1つ目~3つ目のお話を書きました。

今回は4つ目のお話を書きたいと思います。

一般的なご家庭では、人がいる時間だけその部屋を暖房する『居室間歇暖房』が行われています。

暖房された部屋は暖かいのですが、廊下やトイレなどの無暖房室は寒いままとなります。

「電気代がもったいない。」

「扉を閉めないと寒くて仕方ない。」

なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

暖房する部屋を閉め切っていると、暖房しない部屋との温度差が大きくなります。

扉の隙間などから流れた暖かい空気は、暖房しない部屋で冷やされ結露を起こします。

石油ストーブにヤカンを載せて焚いていたりすれば、尚更です。

空気は暖かんなるほど蓄えられる水蒸気量が多くなり、冷たくなるほど少なくなります。

ストーブから放散される大量の水蒸気とヤカンから立ち上る水蒸気により、高い湿度を保った空気が壁や床で冷やされれば結露するのは当たり前です。

結露を起こさない為には、各部屋を開放し部屋間の温度差を無くす必要があります。

家中の温度を均一にして、寒い部屋をつくらないようにしましょう。

断熱・気密性の高い建物であれば、電気代の心配もいりません。

少しの暖房費で快適に暮らすことが可能となります。

結露はカビを呼びます。

 カビは呼吸を通じて体に害を及ぼします。

カビを食べるダニの繁殖に繋がることだってありますよ。

ダニの糞や死骸はアレルギーやアトピーの原因にもなります。

シロアリを呼び込む事にもなりかねません。

住まいとそこに住まうご家族の健康のために、結露を防止しましょう!

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posted by  Assed Red

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