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昨日アップ出来なかった『我が家のサーモ画像』を今からお見せしたいと思います。
完成は2011年3月。
東日本大震災の影響で、電気メーターを取り付けてもらえず入居がGWになってしまいました。
築6年となります。
当時は今よりも知識が無く、今から思えば
「あーしたかった。」
「こーしたかった。」
という事ばかり・・・。
窓に関する事、日射遮蔽に関する事、採風・換気システム等々・・・。
いずれ、時期をみてリフォーム対応を考えます。
さて、サーモ画像です。
撮影したのは1月18日、明け方の3時位でしょうか。
なんとなく目が覚めてしまい、ふと思い立ってサーモカメラを覗いてみました。
私が一人で寝ている2階洋室(8.0帖)の様子です。
ちなみにエアコンの設定は21℃です。
窓を開けて測った外気温は0.9℃、湿度67.6%でした。
この時の室温は23.8℃、湿度36.4%です。
エアコン設定よりも室温が高くなっています。
エアコンの吹き出し温度は20.7℃、ほぼ設定通りですね。
テレビを置いてある為、室温が若干上がっているのかもしれません。(スイッチoff状態ですが・・・)
テレビ温度は22.3℃でした。
こちらはパソコンのモニターです。
22.5℃になっていました。(こちらもスイッチoff状態)
私の体温も室温を上げる原因になっているのでしょう。
まずは窓の様子です。
樹脂窓+アルゴンガス入りLow-E複層ガラスを採用しています。
残念ながら樹脂スペーサーにはなっていません。
ガラス中央部の温度は19.3℃、若干室温よりも低くなっています。
ガラス周縁部及び下枠部分の温度は14.0℃。やはりここが弱点ですね。
ちなみに窓の右側にある低温部は給気口です。
第3種換気システムを採用している為、自然給気口を各居室に設置しています。
窓及び給気口の近くに手をかざしてみても、それほど寒さは感じませんし『コールドドラフト』も感じられません。
床温は21.8℃、足跡が若干高温になっていますね。
厚さ21mmの松の無垢フロアーを採用しているせいか、この時期も裸足で過ごせます。
壁・天井とも、温度は21.5℃になっています。
我が家は1・2階それぞれに各2台づつエアコンを設置しています。
それぞれの設定を、冬21℃・夏28℃にして必要なシーズンに連続暖房をしています。
昼間は間仕切りドアを開けていますが、夜寝る際にはドアを閉めています。
つまり居室はエアコン暖房中ですが、廊下やトイレ等は無暖房状態となります。
こちらが階段室の様子です。
天井・壁・床とも21.0℃位になっていますが、窓だけは低温になっています。
トイレも暖房便座の影響もあって、充分暖かいですね。
それなりの断熱性能を確保したつもりですが、田舎の一軒家です。
窓からの借景を楽しみたくて、大きな窓を結構設けています。
樹脂スペーサー&トリプルサッシにすれば良かった・・・。
まだまだあります。
ガラスは遮熱タイプを採用しましたが、その他の日射遮蔽はしていません。
そのせいか、日中はとんでもない事になっています。
晴天時の室温は、28℃位まで高くなってしまうんです。
当然エアコンのスイッチはoffです。
それどころか・・・
窓を開けたがらない妻は、我慢できなくなると冷房を入れてしまいます。
冬に冷房なんて・・・。
こうした現象を『オーバーヒート』と言います。
高断熱住宅には、よくある事です。
窓を開ければ済む問題ではありますが、防犯性やプライバシー確保を考えないといけません。
日射遮蔽策も必要です。
冬はいいけど、夏は問題ですよね。
数年前までは共働きで昼間家にいる事も無かった為、こんな事が起きているとは気づきませんでした。
電気代も安く、ありがたく思っていたくらいです。
庇やオーニングをつける
植木を植える
グリーンカーテンを設置する
等々、夏に備えないといけませんね。
posted by Asset Red
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