今日はアセットフォーの定休日。
朝からパソコンの前に座り、こんな計算をしてみました。
外気温度に比べて室内温度が高いと、建物から外へ熱が逃げてしまいます。
温度差が1℃の時、1㎡あたりの床・壁・天井・窓から逃げる熱を熱貫流率(U値)と言います。
この数字にそれぞれの面積を掛けて逃げる熱量が計算されます。
これに隙間風や換気で逃げる熱を加えた合計は、内外の温度差1℃の時に建物全体から逃げる熱量になります。
これを総熱損失係数といいます。
また、総熱損失係数を床面積で割った床面積当たりの数値を熱損失係数(Q値)と呼んでいます。
我が家のQ値は1.58W/㎡K、延床面積は122.55㎡です。
温度差1℃あたり193.68Wの熱が逃げます。
本日朝6時現在の外気温度は9℃、室温は22℃ですから、温度差は13℃になっています。
逃げている熱量は
13℃×193.68W=2517.74W
となります。
計算が面倒なので、寝室レベルで考えたいと思います。
部屋の面積は13.64㎡あります。
かなり乱暴ですが、これにQ値を掛けてみます。
20.91Wになりました。
現在の温度差13℃を掛けると、271.73Wになります。
ここから室内で発生する熱量を引いていきます。
室内には私一人、デスクワーク時の熱量は
110W×1人=110Wになります。
パソコンとモニターが出す熱量は
およそ102W。
その他
蛍光灯照明/61W
LEDアクオス32型/65W
ポータブルCDプレイヤー/18W
FAX付電話機/1.5W
締めて357.5Wになりました。
これを271.73Wから差し引いた、-85.77Wが暖房による熱量になる訳です。
えっ!
マイナス・・・。
どうりでさっきからちっともエアコンが動いていません。
日射が無くても、オーバーヒートしていたんですね。
と言っても、大変おおざっぱな計算です。
ちゃんと計算してみれば、違った結果になるでしょう。
でも、ある程度の目安にはなるのではないでしょうか。
温度設定を20℃にしているのに、室温は22℃。
エアコンはほぼ動いていません。
謎が解けました。
犯人は家電と自分自身が発する熱だったんです。
たまには、こんなのもおもしろいですよね。
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posted by Hoppy Red
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