午前中、弊社OB宅にお邪魔してきました。
ご入居から5年目までの方を対象に、毎年一回定期的に巡回しているんです。
住まい心地や不具合がないかどうかを確認するのが目的です。
でも、大概は雑談で終わっちゃうんですよね。
今回も、建具の調整と床材の補修が少々。
暮らしてみて気がついた事やアドバイスを話しているうちに、あっと言う間に1時間が過ぎてしまいました。
写真はオークの床材の節が割れて抜けてしまった部分を写しました。
抜け節・節割れは選定の時点で承知の上でしたが、欠けた部分がちょうどジョイント部分のため足触りが良くないご様子です。
弊社のお客様はスリッパを履かず、裸足や靴下の方が多いので・・・。
補修方法を説明し、樹脂を加熱充填、平らに均しました。
建具の調整もドライバー一本で簡単に完了です。
ダイニングのテーブルでお茶をご馳走になりましたが、すぐ脇に温湿度計が置いてありました。
室温20.4℃
湿度45.7%
まあまあの環境ですよね。
すぐ下には気化式の加湿器が置いてありました。
静音モードとの事で、運転音もせず水煙も出ていませんでした。
天井・壁はほぼ21℃になっています。
掃出し窓の下端は、やっぱり低いですね。
樹脂窓のLow-E複層ガラス/アルゴンガス入り/アルミスペーサー仕様を採用しています。
北向きの窓の為、日射は全くありません。
床温もほぼ20℃あります。
エアコンの温度設定は21℃になつていました。
第3種換気システムの自然給気口から入ってくる外気も17.3℃あります。
3種換気は給気口から入る空気が冷たいと言われますが、弊社の場合は大体こんな感じです。
これも給気フィルターのおかげでしょうね。
「暖かくて、とても過ごしやすい。」
と大好評をいただきました。
写真は3階洋室を写したものです。
2世帯同居の3階建て住宅です。
子世帯が長期出張で空き家状態になっていて、換気システム稼働中、エアコンは停止しています。
シャッターも閉めっきりで日射は入りません。
さすがに寒いですね。
子世帯の給気口を閉じて、排気量もめいいっぱい下げるようアドバイスをしました。
「昼間はシャッターを開けた方が日射による温度上昇が期待出来ますよ。」
何しろ、窓が南側に面しています。
南側の建物は2階建てで、遮ることなく陽が当たるんです。
シャッターの閉めっきりは勿体ない・・・。
この後、別のお宅にも伺いました。
こちらのお宅は南向きの窓にレースのカーテンを掛けていました。
高台に建つ2階建てです。
窓の外には隣地に建つ建物の屋根が下に見えます。
流石に陽当たりが良いですね。
窓の温度は37.4℃になっていました。
1台のエアコンは静かに動いていましたが、温度はちょうど良かったですよ。
隣接する和室にスクリーンが掛かっていました。
エアコンは停止しています。
室温はちょうど良いのですが、窓の当たりが少し寒く感じました。
少し上げてみると、スクリーンの向こうは割と低温になっています。
隣地と近接している為、この窓はシャッターも空ける事がなく、いつもスクリーンを下したままなんだそうです。
10cm程度でいいので、下を開けておくようにアドバイスさせていただきました。
こちらのお宅は、屋根の上に2.7kwの太陽光発電パネルを載せています。
一年間の電気代は3万6千円程度、月平均3000円位になっているそうです。
奥様は
「家族は好き勝手に電気を使っていて、ちっとも省エネに協力してくれない。」
と、呟いていました。
いえいえ、立派なもんだと思いますよ。
やっぱり、太陽光を載せると生活費に余裕が生まれますよね。
posted by Assed Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
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