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本日は祝日の為、アセットフォーはお休みをいただいております。
昨日は『HEAT20』の平成28年度報告会に参加して来ました。
その内容につきましては、明日書かせていただきます。
HEAT20、ご存知ですよね。
そう、2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会の略称。
建築に関わる色々な企業の方々や大学・研究機関の方々が集まってる民間団体です。
昨日も外皮の話が随分と出ていました。
今回は、改めて『外皮』の話を書きたいと思います。
外皮とは?
と聞かれたら、どう答えますか?
人の皮膚にあたる住宅の外周部分。
つまり
屋根・外壁・窓・床などを言います。
外皮は風雨から住宅を守るとともに、暑さ・寒さを和らげ快適な室内環境を実現するための重要な役割を担っています。
より性能の高い外皮は、快適な住まい・心地よい暮らしを実現すると言われています。
では、どのように実現するのでしょうか?
①断熱性
断熱性能が低いと、壁・床・天井などの表面温度が低くなり寒く感じてしまいます。
室温が20℃の部屋であつても、表面温度の違いによって体感温度は大きく異なります。
また断熱・気密をしっかりとする事で、家中の温度差が小さくなりヒートショックのリスクも低減します。
ヒートショックは体に大きな負担をかけます。
冬季の入浴中に起こる突然死の要因にだってなるんです。
もちろん、省エネにも関係があります。
断熱・気密をしっかりとすれば、逃げる熱が減り光熱費も大きく低減する事が可能です。
例えば、古いエアコンを新しい省エネタイプのエアコンに替える事は40%程度の省エネ効果があるそうです。
でも外皮性能を高めれば、エアコンはそのままにしても78%程度の省エネ効果を得る事ができます。
なんと、ほぼ倍ですね。
年間の冷暖房費を4万円も節約できるようですね。
②遮音性
遮音性の高い窓を選び、外壁を工夫することで音の出入りを少なくする事も可能です。
近隣トラブルの要因第1位は騒音です。
全体の約3割を占めているそうです。
音の出入りは、なんと言っても窓なんですよね。
断熱性能の高い窓は気密・遮音性が高いため、約35デシベルの音がカットできます。
10デシベル下がれば音は約半分、35デシベルも下がれば静かで快適な生活を過ごすことができるでしょう。
③耐久性
新築時の美しさ・強さをより長持ちさせましょう。
経てた後のメンテナンスも重要です。
防汚性能や高耐久性能の外装材をえらぶのも効果が高いようですね。
外皮って重要ですよね。
快適な生活は外皮から始まります。
posted by Hoppy Red
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