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こんなデーターがあります。
これによれば
1970年以前の住宅は560万棟(このうち戸建てが426万棟)
1970年代(71年~90年)に建った住宅が808万棟(このうち戸建てが495万棟)
現在の総ストック5,250万棟(このうち戸建ては2,550万棟)に対して、築35年を経た住宅は約26%
さらに戸建てだと36%が築35年以上になっている事になります。
つまり、木造住宅の36%(およそ1/3)は建築後35年以上経っているというわけです。
そして何らかの事情がある場合はともかく、これらの木造住宅は少なくとも10~15年のうちに取り壊しもしくは建て替える事になるでしょう。
その住宅の合計は、900万棟(426万+495万)となります。
年間注文住宅着工棟数は30万棟以下という状態を考えると、30年ぐらいは新築需要が続くようですね。
つまり
30年後にならなければ、全てが現行基準以上の断熱性能を有した住宅にはならない。
と言う事ですよね。
パリ協定の際に我が国が世界に約束した省エネ・省CO2の削減目標は2013年比で-26%になっています。
2030年までにこの目標を達成しなければなりません。
しかも、家庭部門(住宅)の目標は-39%。
業務部門(建築)の目標は-40%です。
2030年と言えば、あと13年しかありません。
30年後でさえ現行水準の家なのに、これで大丈夫なんでしょうか?
既存住宅の断熱改修およびZEH化
新築住宅の高性能化およびZEH化
を速やかに行うとともに
社会全体に『ゼロエネルギーライフ』の必要性を理解してもらう事が大切です。
弊社も、その趣旨を理解し、ひとりでも多くの方々に省エネルギー・省CO2な生活を送っていただくための支援をしたいと思います。
まずは、高性能住宅の供給と断熱改修ですね。
もちろん『ZEHビルダー』としての務めも果たしたいと思います。
posted by Assed Red
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