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『FPの家/T邸』
昨日、外枠を設置しました。
そのまま鉄筋組みの作業を開始、大分作業は進んでいます。
少し離れて見ていると、鉄筋の青みかかったグレー色ばかりですね。
外周部立上りのコーナー補強の様子を撮りました。
丸いドーナツ型スペーサーは、コンクリート打設前に取外します。
耐圧盤のは@200mmの上下2重配筋です。
捨てコンクリートを打設しているので、スペーサーブロックの座りも良く、かぶり厚さもしっかりと確保出来ています。
砕石地業の天端は転圧を掛けても凸凹になってしまうので、スペーサーブロックの座りも悪いしかぶり厚さが不均一になりやすいんですよね。
ですから弊社では、必ず捨てコンを打設するようにしています。
コストも工期も余計にかかりますが、品質優先です。
内部の立上り筋の様子を撮りました。
スペーサーブロックをまだ入れていないので、鉄筋がしなり捨てコンクリートとの間が狭くなつています。
この状態では『かぶり厚さ』の不足となり、鉄筋のサビが心配になります。(基礎の耐久性が低くなります。)
ちなみに弊社では1.0m間隔でスペ-サーブロックを入れています。
こちらは地中梁筋の様子を撮りました。
人が通れるように基礎の立上りを無くす場合は、スラブ下にこうした配筋をする事で強度を保っています。
構造計算の結果、そこまでの強度を必要としない場合もありますので
そんな場合は写真のように、開口部補強筋やスラブ補強筋を入れます。
全ての建物で構造計算をしていますので、弊社の建物は安全です。
ご安心ください。
型枠に白い線が引かれています。
これが耐圧盤のレベルとなります。
地中ばかりでなく、空気に接する部分もコンクリートのかぶり厚さを確保しなければなりません。
こうした細かい点については私自身が設計図書を見ながらチェックしますが、瑕疵保険の検査員による確認もしています。
明日が検査日です。
その模様は後日お知らせ出来ると思います。
お楽しみに・・・。
posted by Assed Red
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