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『FPの家/T邸』
耐圧盤のコンクリート打設しました。
前面道路は私道なので、警察に『道路使用許可』はもらえません。
近隣の方のご協力のもと
ガードマンを立たせて、ご通行の方々にご迷惑をかけないように作業をしました。
道路が狭くクランクがきつい為、小型の生コン車しか入れません。
バックで入ってきて、空荷になったら頭から出ていく生コン車。
ガードマンが案内をしてくれます。
都合、4台の生コンをポンプ車を使って打設しました。
事前に頂いていた『コンクリート配合計画書』の通りに納品されているかどうかを、『レミコン納入書』を見て確認します。
問題ありません。
早速、打設開始です。
今回は、ポンプ車のオペレーターと基礎屋さん×2名の合計3名で作業を行いました。
地中梁部分からスタート、振動棒を挿入してコンクリートをしっかりと打ち込みます。
コンクリートって、皆さんが思っているよりも固いんですよね。
細かい鉄筋の中にしっかりと打ち込むためには、丁寧に振動棒を当てないとなりません。
反対に当て過ぎれば、コンクリートと水が分離して施工不良を招く恐れもあります。
経験がものを言う世界なんです。
地中梁が終わったら、道路から遠い方の外周部に打ち込み始めました。
外周部が終われば、ようやく中央部です。
いつもそうなんですが、奥から手前が原則のようです。
また地中梁や外周部などのコンクリートが厚い部位を先に打設し、耐圧盤は最後に打設しています。
生コン車が運んでくるコンクリートの量を正確に注文するためのテクニックのようですね。
この辺りの事は依然に書いた事があるので、今回は割愛させていただきます。
耐圧盤のコンクリートを打設したら振動棒を当て、アルミトンボと言われる大きな定規で平らに均します。
最後は金鏝で表面を押えます。
後ろ向きに作業を行い、自分の足跡を消しながら道路に戻ります。
これを何回も繰り返して、打設完了。
ここで、ポンプ車およびガードマンには帰っていただきます。
基礎屋さんは、もう一仕事です。
道具や道路の清掃を行ってもらわなければなりません。
これが終われば、一旦現場を離れます。
でも、これで作業終了ではありません。
表面の水分が引いた頃、コンクリートの表面を押えなければならないんです。
その間、ずーっと現場にいる場合もあります。
でも、弊社の基礎屋さんはすぐ近所に事務所があるので帰る事が出来るんです。
その日の気温や天候を見て、戻ってきます。
大体の目安をつけて再度現場に戻ってきますが、予想が狂えば寒空の中で待機しているしかありません。
遅ければ、仕上げに影響が出てしまうし・・・。
この時期は辛いですよね。
おそらく、4時頃には押えられると思うんですけど・・・。
ここから追記となります。
結局、3時過ぎから作業を再開しました。
こんな感じに奥から攻めています。
足元に注目してください。
変わった履物ですよね。
『土間用スリッパ』というそうです。
雪の中を歩く時に履くカンジキのようなものなんです。
コンクリートに沈むことなく上を歩けます。
なんだか忍者みたいですよね。
posted by Assed Red
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