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昨日、弊社に顏馴染みの方がお見えになりました。
MakeHouse 株式会社の石川取締役です。
ご存知の方もいるかと思います。
一社住まい文化研究会の代表理事もなさっています。
「近くに来る用事があったので、寄らせていただきました。」
との事。
どうぞ、いつでもいらしてください。
毎回色々な情報を提供してくれる石川氏ですが、今回の目玉はコレでした。
構造補強ガセット
S-R-G
外壁の耐力だけで、耐震等級3相当とコストダウンを実現できるようですよ。
S-R-Gの壁倍率は6.3倍(11.41kN)短期基準1せん弾力は0.91m/kN
専用構造補強ガセットと構造用合板を取り付けるだけで、壁倍率6.3倍の強い壁をつくることができます。
一般的な耐力壁と比べると、その強さがわかります。
壁倍率とは
建築基準法で定められた耐力壁の強さを表した数値を言います。
上のイラストのように、耐力壁の仕様によって数値は異なります。
一般的には壁倍率5が上限となります。
壁倍率の値が大きい程、しっかりした壁で耐震性能は増します。
でも壁倍率が大きくなる程、接合部に耐力の大きい構造金物が必要です。
強い壁であれば、壁の枚数が減らす事が可能です。
大きな開口部ができますし、デザインの自由度も高まりそうです。
リフォーム対応も可能です。
外壁だけの補強で済みますから、住みながらの耐震化が可能との事。
住み手の負担も減らせそうですね。
財団法人日本住宅・木材センターの試験成績書がついています。
許容応力度計算をする事で活用できます。
弊社では全棟許容応力度計算を実施していますから、今日からでも採用出来ますよ。
施工も簡単です。
①厚さ9.0mmの構造用合板を取り付けます。(その他の構造パネルは使えません。)
②厚さ3.2mmの耐震ガセットを取り付けます。(ビス頭を含めると厚さ9.0mmになります。)
ちなみに、体力壁の幅は600mmから対応しています。
基礎補強シート(アラミド繊維)
F-R-S
を採用すれば、基礎補強も可能です。
大きな引き抜き力がかかる場合のホールダウン金具の代わりにもなるそうですよ。
併用もお勧めですね。
壁量が取れなくて困っている方には、朗報だと思います。
今回も有益な情報提供、ありがとうございました。
石川様、またのお越しを楽しみにしています。
posted by Assed Red
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