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先日のFP技術指導員認定講習会で講師をしていただいた上田氏は北海道在住なんだそうです。
当日のお話の中に、こんな話題がありました。
「北海道でも、かなり利用されたのが蓄熱暖房機です。」
「輻射熱を利用した暖房は、やっぱり快適です。」
「でも一次エネルギー消費量を考えると、もう使えませんね。」
「電気の『生焚き』は許されない時代になりました。」
「北海道でも、エアコンの普及は進んでいます。」
「ヒートポンプは省エネです。」
という事で、今回はヒートポンプについて書きたいと思います。
空気の熱を使う『ヒートポンプ』はとても省エネです。
使ったエネルギー以上の熱エネルギーを得ることが出来ます。
最新のヒートポンプエアコンは、1の電気エネルギーで7の熱エネルギーを生み出すことが出来ます。
高効率なので電気の消費量は、電気ヒーターの使用時に比べておよそ1/7になります。
もしも家庭の暖房・給湯すべてがヒートポンプ機器に変わったら、およそ5400万トンもの二酸化炭素削減が可能となります。
これは日本の二酸化炭素総排出量の約5%(2008度比)に相当するそうですよ。
ヒートポンプが利用する『空気の熱』は、2009年8月に施工された『エネルギー供給構造高度化法』によって『再生可能エネルギー』と定義されています。
空気の熱も、太陽光や風力と同じ『持続可能な自然のエネルギー』だと言う事ですよね。
石油などの化石燃料に変わるクリーンなエネルギーを、どんどん活用しましょう。
以下に、ヒートポンプのしくみ(暖房編)のリンクを貼っておきます。
是非、ご覧ください。
http://www.hptcj.or.jp/Portals/0/images/pages/movie/HPMOKEI_TMP.html
弊社の事務所で採用している冷暖房機器のひとつに、『ヒートポンプ式輻射熱ヒーター』があります。
省エネで快適です。
でも、まだまだ高価なんですよね。
さらに普及が進み、価格が下がる事を願いつつ、引き続き提案させていただきます。
posted by Assed Red
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