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基礎工事の様子をアップします。
今回は鉄筋組立という作業です。
読んで字の如し
鉄筋を組み立てます。
パソコンで調べてみると、こんな事が書いてありすね。
鉄筋組み立てとは、コンクリートの連結や基礎の強度を上げるために行われる作業です。
捨てコンの上に鉄筋を、決められた太さ・位置・本数並べ、結束線と呼ばれる針金をハッカと呼ばれる道具で固定します。
正しい施工を行なわないと、基礎の強度不足やコンクリートのひび割れに繋がる重要な作業でもあります。
なるほど・・・。
でも、その前にやる事があります。
型枠(外枠)の内側に耐圧盤の仕上がりレベルをマークしなければなりません。
鉄筋を組んでしまったら、作業がやりにくくて仕方ありませんから。
まず水貫に水糸を張り渡します。
写真はオートレベルを据付け、外枠の内側に印をつけている様子を撮ったものです。
水糸から550mm下が耐圧盤コンクリートのレベルです。
この印に墨壺の糸を当ててラインを引きます。
ただし、この場合『墨汁』は使いません。
黒い型枠に黒い墨汁では見えませんし、作業が終わってから墨を落とすのも大変です。
チョークラインという白い線が引ける道具を使うんです。
この線は、すぐに消す事が出来ます。
たぶんチョークの粉が使われているんでしょうね。
ラインを引き終わったら、鉄筋組立の開始です。
立上り筋の多くは『ユニット鉄筋』を使います。
ユニット鉄筋は、配筋図に従い工場であらかじめ加工された鉄筋です。
鉄筋を溶接加工により長さ・ピッチ・形状を工場で加工した物が現場に運ばれます。
現場ではコレを配置し接続するだけですから、安定した施工精度が期待できます。
ただしジョイント部分が手組み工法に比べ、多くなってしまうのがデメリットと言えるでしょう。
ユニット鉄筋を使わない、手組み工法もあります。
こうした工法は、全ての鉄筋を現場の職人さんが加工し組み立てる工法です。
ユニット鉄筋ほどの安定した施工は期待でいませんが、ジョイントや無駄な補強筋を減らせるので、高い強度を得る事も可能です。
ただし施工がが非常に難しいので、良い職人さんの確保が重要です。
弊社の場合は立上り筋にユニット鉄筋を使い、耐圧盤筋は手組みを行います。
テキパキと作業が進められていきます。
基礎図面の通りに鉄筋が組まれていきます。
写真は捨てコンに置かれたスペーサーブロックと、その上に置かれた鉄筋を撮ったものです。
鉄筋に乗っても、厚さ50mmの捨てコンは沈む事がありません。
常に適正なかぶり厚さを確保しています。
鉄筋組立、完了完了です。
次の作業はコンクリートの打設です。
posted by Assed Red
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