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春らしい陽気になって来ましたね。
桜の花も、ちらほらと咲いてきました。
『FPの家 T邸』
屋根の施工、無事終わりました。
先日ご紹介した『ディプロマットⅡ』の施工、詳しくご紹介したかった・・・。
でも残面ながら施工中の様子を撮影する事が出来ませんでした。
と言う事で、各部位の写真だけアップさせていただきます。ごめんなさい。
屋根材を屋根の上に揚げるために、荷揚げ機を掛けたところです。
ディプロマットⅡの本体です。
確かに軽いですね。
でも荷揚げ機を使うところは、いつもの屋根材と変わらないようです。
こちらは、軒先部分に専用金物を取付けたところです。
この上に屋根材を載せると、こうなります。
こちらは、軒先部分の裏側に『軒先キャップ』を取付けたところ。
これらの上に屋根材を載せ、けらばに約物を被せるとこうなります。
屋根材自体に砂状の石が吹き付けてあるため、雪止め金具の取付は不要との事です。
でも、なんとなく心配ですよね。
やっぱり取付けてしまいました。
カタログ曰く、上の写真のような構造をインターロッキング工法というそうです。
そんなに凄い工法なんでしょうか?
ディプロマットⅡはインターロッキング工法により暴風などの自然災害に対し、屋根材が建物と一体化するそうです。
だから、秒速80mの暴風にも耐えられる。
インターロックとは「かみ合わせる・連結する」の意味ですよね。
つまり上下の部材が嵌合構造になっている。
上下の屋根材が建物にガッチリ固定されているから凄い、という事なんでしょうか。
ディプロマットⅡの施工が完了しました。
葺き上がりはこんな感じです。
スレートというよりも、シングル葺きに近いような気がします。
この屋根、しばらくの間は表面の石がパラパラ落ちてくるんですよね。
メーカーに尋ねてみると
「余分な石が、落ちているだけです。」
「いずれ落ち着きます。」
「その後、落ちる事はありません。」
との事でした。
確かに、ご入居された方から
「石がパラパラ落ちてくる。」
なんてお話は聞いた事ありません。
屋根の下では、ドンドンという大きな音がしています。
FP壁パネルが納品されたようですね。
壁パネルは、こんな外観をしています。
国産杉で作られたフレームが4周にあります。
上下の枠はそのまま、左右の枠にはウレタンスポンジが貼り付けてあります。
スポンジの厚さはそれぞれ5mmくらいでしょうか。
2枚の『FPパネル』表示されたクラフト紙と、4周の木枠の中に充填された硬質ウレタン。
これがFP壁パネルです。
このパネル、巾が柱間寸法よりも2mmだけ小さく出来ています。
長さは、土台もしくは2階ネダノン合板から梁下寸法ピッタリです。
このパネルを柱間に嵌め込むのが大変なんですよ。
パネルには品番が書いてあり、それをパネル図面を見ながら配置します。
こんな風に立て掛けたら、ウレタン掛け矢で叩き入れます。
パネルを入れている様子を横から撮ってみました。
背後から見ると、こんな感じです。
巾方向のクリアランスは僅か2mmです。
しかも、5mm×2枚で計10mmのウレタンスポンジが貼ってあります。
簡単に潰れるとは言え、厚さ105mmのパネルを叩き入れるのは本当に大変なんです。
こんな感じで、壁パネルを入れています。
構造金物を取付ける壁の場合は、壁パネルを切り欠いて取り付けます。
切り欠いた部分には、発泡ウレタンを充填します。
写真は2階床に取付けられたFPパネルの切欠き部を撮ったもの。
そこに、発泡ウレタンを充填します。
白い部分が発泡したウレタンです。
こうした作業を全てのパネル欠込み部分に行うんですから、手間がかかりますよね。
壁パネルの施工はもうしばらく続きます。
その特長や断熱欠損の補填・気密性向上のための施工を、順次ご報告できればと思っています。
ご期待ください。
posted by Assed Red
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