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昨日、YKKAPと浜屋ガラスの担当者が来社されました。
今月29日の弊社定休日に予定されている
『YKKAP黒部製造所視察ツアー』
の日程確認と、新製品紹介が目的です。
東京~黒部宇奈月温泉間、はくたかを利用しての弾丸ツアーです。
目的はもちろん
前沢パッシブハウスと
パッシブタウンです。
今から非常に楽しみです。
新商品については、あまり目新しいものはありませんでした。
①樹脂窓の外部色に木目×2柄が加わりました。ただし防火窓は不可。
②樹脂防火窓に透明耐熱強化複層ガラスが使えるようになりました。ただし価格は上がります。
③断熱玄関ドア/ヴェナート(防火・非防火)に新デザイン×4種+新色×2柄が加わりました。
④高断熱玄関ドア/イノベストD50(防火)×7種が発売されました。
こんな所でしょうか。
せっかくですから、YKKAPのパンフレットにある記事をひとつご紹介します。
同じ室温でも断熱性の異なる部屋では『体感温度』に差が出ることをご存知でしょうか?
人間の体は空気温度だけでなく、床・壁・天井からの『放射熱』も感じ取ることができます。
この温度を『平均放射温度』といい、人間が感じる『体感温度』に影響を与えるため差が生じることになります。
人間が感じる体感温度は以下の計算式で求める事が出来ます。
体感温度=(室温+平均放射温度)/2
※平均放射温度とは、室内の測定位置に関係なく一定と考えた場合に天井・壁・床等の全ての温度を面積比率等を考慮して平均した温度のことです。
実際の室内温度と、人が感じる温度は異なります。
人が快適に感じる温度を『中立温度』といい、それは人体の部位によって異なります。
昔から頭寒足熱という言葉があります。
確かに頭部や体が暖かくても足元が冷たいと絶対に心地よくありませんよね。
最近の研究では、人が最も寒く感じるところは足元の甲のところで中立温度26℃と云われています。
また暑く感じるところは頭部で、中立温度は22℃です。
これによれば、たとえ家全体の温度を22℃としても足元は寒く感じてしまうことになります。
夏も一緒ですよね。
気密性能が低い家であれば、上下の温度差のせいで冷え性・クーラー病を引き起こすことになりかねません。
例えば・・・
おでこの周辺温度が24℃、足元の周辺温度が16℃だとします。
おでこの中立温度22℃に比べて周辺温度は24℃ですから、2℃暑く感じます。
足元の中立温度26℃に比べて周辺温度は16℃ですから、10℃も寒く感じます。
おでこはまあまあ快適と感じますが、足元はかなり寒く感じてしまいます。
これでは体の上下に12℃もの温度差があり、快適とは言えません。
暑さ・寒さを感じない快適な温度から±3℃を超えてしまえば、人は暑さ・寒さを感じてしまいます。
つまり室内の上下温度差は出来るだけ無くすような住宅設計が必要なんです。
そのためには
断熱強化と、気密性の向上が絶対条件となります。
設計だけではありません。施工管理も重要です。
わずかな施工ミスがあれば、上下温度差は発生します。
もちろん、弊社のつくる高性能エコハウス『FPの家』の上下温度差は2℃以内。
快適な住み心地をお約束します。
posted by Assed Red
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