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2日目は、光熱費についてです。
2005年以降で最も電気料金単価が安かったのは2010年です。
これに比べて2014年では、家庭用電気料金でおよそ25%高くなっています。
使用量も増加していますから、ダブル効果で支払額はうなぎ昇り。先々が心配です。
家庭のエネルギー消費の内訳をご存知でしょうか?
冷暖房による消費量は全体のおよそ25%を占めているそうです。
動力・照明や煮炊きは、それぞれの家で節約する事が可能です。
ご家族のライフスタイルを変えて、省エネライフをしてみるのも良いと思います。
例えば、早寝早起き。照明の使用時間が減らせます。
ご家族で揃って食事採る。
とか
お風呂に続けて入る。
なんていうのも、有効です。
煮炊きや入浴に関するエネルギーの削減が可能です。
白熱電球をLEDに代えるのも有効です。
エアコン・給湯器を省エネタイプに代えるのも有効です。
でも冷暖房による消費エネルギーを節約するのなら、なんと言っても外皮の強化と日射取得・日射遮蔽・採風等のパッシブ設計でしょう。
新築・リフォームをお考えの方は是非ご検討ください。
「どうせ新築・リフォームするなら、太陽光発電で創エネすればいいじゃん!」
なんて人もいるとは思いますが、それだけでは駄目だと思いますよ。
お風呂のお湯に例えてみましょう。
お風呂の栓を閉めないでお湯を張っているイメージです。
せっかくちょうど良い温度にしたお湯を張っても、どんどん排水しています。
身体を暖めるためには、お湯を張り続けなければなりません。
流れ出るお湯の量を絞ってあげれば、新しいお湯も少なくて済みますよね。
前者は外皮強化の足らない創エネ住宅、後者は外皮強化を行った創エネ住宅を示しています。
断熱・気密性能を高める事で、快適環境を省エネに維持することが可能になります。
来るべき『光熱費が高騰する時代』に備えて、消費エネルギーの削減に努めましょう。