地盤改良を行いました。

明日から4月だと言うのに、結構寒いですよね。

練馬・板橋の桜は、まだ3分咲きといったところでしょうか。

現場近所の春の花は、そろそろ咲き始めたんですけどね・・・。

桜の画像は、もう少し咲いたところでアップしたいと思います。

『FPの家 T邸』(最近T邸ばっかりです・・・。)

地盤改良を行いました。

前日行われた『地縄張り』。

赤い水糸が建物の中心線。

ピンクのリボンは、改良体の中心です。

直径600mm×長さ2500mmの改良体を17本作ります。

今回の現場は、積載荷重2t以上の車は進入出来ない地域の中にあります。

しかもスクールゾーンに指定されている為、朝7時30分~8時00分の間は道路を通行することも出来ません。

管轄の警察署に『通行禁止道路通行許可申請書(通称:規制解除申請書)』を提出しています。

ご存知ですか?

規制解除して、通行禁止道路を進入している車両は『徐行』しないといけないそうです。

例え道路に制限速度が掲げてあったとしても、『何かあった時にすぐに停まれる速度』で走らないとならないわけです。

前面道路にプラント車が入って来ました。

車が入ると、ほぼ一杯ですよね。

事前に近隣への挨拶をしておきましたが、当日も現場に待機して道路に出てきた方々への挨拶や通工事の安全確認等を行いました。

現場に入った改良用の重機と天端調整及び地均し用の重機です。

敷地が大きくないので、奥から順番に改良をしつつ道路側に逃げてくる算段をしています。

まずは、『試掘』を行います。

地面にスクリュー状のロッドを捻じ込み、抜きます。

先端に付着した土を、500mm置きに回収します。

地面-500mm

地面-1000mm

地面-1500mm

地面-2000mm

地面-2500mm

地面-3000mm

地面-3500mm

改良を行う深さよりも1000mm余計にサンプリングを行いました。

全部で7個のサンプルが揃いです。

ひとつひとつにPH測定器を差し、土の酸度を確認します。

PH6.6~6.8になっていました。

地盤改良で用いる『セメント系固化材』ですが、実は相性の悪い土があります。

一つは、二次堆積の火山灰質粘性土。

そして、もう一つは腐植土です。

この他にも地域によって固化し難い土は種々ありますが、セメント系固化材で固化し難い土は酸性が強い土です。

なぜならセメントは強アルカリの環境で固化が進むので、酸性を示す土はセメントの固化を阻害するのです。

今回の場合は、ほぼ中性(PH7付近)でしたから問題ないようですね。

この後ヘッドを変えて改良工事を行ったんですが、あいにく他現場の検査立ち会いで写真撮影を行えませんでした。

以前の現場で行われた工事の写真を参考にアップします。(すいません・・・。)

ヘッドの先端からセメント系固化材と水を混ぜたものを流しながら現場の土と攪拌します。

これが固まれば、柱状の固い土がある程度支持力のある地盤から基礎の下まで構築されるわけです。

その上に建物を載せれば、重量は真下に伝わるので中間に軟弱地盤があっても『不同沈下』することを防げます。

ものすごく簡単に説明すると、こんな感じでしょうか。

敷地の端っこにオートレベルを据え付け、改良体天端の高さを計測します。

ちょうどいい高さになれば、「ピーッ」という音がなります。

重機で頭を少しずつ削りながら、天端の高さを合わせる作業を行いました。

中央のグレー色をしたものが改良体天端です。

重機同志がかち合わないように、移動しつつ作業を行いました。

最後に地面を平らに均して作業終了です。

道路清掃もきれいに行いました。

施工業者の皆さん、お疲れ様でした。

雨がひどくなる前に終わって良かったですね。

 

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