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いよいよ、今シリーズも最終回を迎えました。
今回は『パッシブタウン』について書きたいと思います。
公式hpは以下をご覧ください。
https://www.passivetown.jp/
昨日、第3期のモデルルーム完成に関するニュースも飛び込んできました。
詳細は以下の頁をご覧ください。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170331-00074783-kitanihon-l16
パッシブタウンは、パッシブデザインをもとに創り出された21世紀のあたらしいまち。
黒部の豊かな自然をそのまま活かし、より快適な住まいと、真に持続可能な社会を実現します。
さらにこの住まいは、先進的なまちづくりのモデルとして黒部から日本へ、さらに世界へ発信されることで地域全体の発展へつながっていきます。
これ、YKK APから戴いた資料のコピーです。
第1期・・・RC造およびS造の複合型賃貸集合住宅/新築/全36戸(完成)
第2期・・・RC造の複合型賃貸集合住宅/新築/全44戸(完成)
第3期・・・資料を戴けなかったため、昨年5月17付朝日新聞デジタルの記事を一部転載させていただきます。
第3期は既存のYKK茅堂社宅2棟(いずれも4階建てRC造)を改築する。完成は来年3~6月、入居開始は同4~7月の予定。
建築家森みわ氏が設計する。1棟は住宅専用で27戸、もう1棟は3階建てにして商業施設と9戸が入る。いずれも単身者用を想定して間取りは1DK。延べ床面積は2580平方メートル。
前沢パッシブハウスでお世話になった山名さんは、第1期に住んでいるようですね。
写真は第1期にある『カフェ・ボンフィーヌ』というYKK関連の喫茶店隣にある説明ブースの模型です。
YKKの経営するブラジル農園で栽培されたコーヒーをおいしくいただきました。
こんなサッシ模型も展示してありましたよ。
ここでは、430シリーズと330シリーズが混在して使われているそうです。
コンクリートの外側に断熱材を施工する『外断熱』になっています。
冷暖房エネルギー60%削減
給湯エネルギー30%削減
をめざし、自然エネルギーの有効活用を図っているそうです。
極端に日射が少ない黒部で、暖房エネルギーを削減するなんて凄いですよね。
暖房および給湯はバイオマスボイラーを熱源にしているとか。
室内は暖かったですよー。
居室には温水式床暖房が敷設され、廊下に温水式パネルヒーターが設置されていました。
夏場はここに地下水を流して冷房するようですが、湿度が高くなる時期が若干あるそうで湿度調整用のエアコンが1台だけ設置されていました。
あいの風と言われる季節風を上手に活かすための配置設計や設備設計も行われていました。
夏も体験してみたいですね。
時間の関係で、第1期しか見学することが出来ませんでした。
森みわさんの第3期も、すごく興味あったんですけど・・・。
残念です。
宮垣さま、ご案内いただきありがとうございました。
当日のたわいもない質問にも、翌日わざわざご回答いただき恐縮至極です。
パッシブタウンのすぐそばに駅がありました。
これにて弾丸ツアー終了です。
駅のお土産売り場の2階に、こんな人形が飾ってありました。
ニホンカモシカ
ライチョウ
は、わかるんです。
魚はなんなんでしょうか?
ニジマスとか・・・。
なんか不気味ですよね。
お土産は鱒寿司にしました。
新幹線のお供は地ビールです。
結構おいしかったですよ。
サバ寿司をアテに、あっと言う間に飲んでしまいました。
当然、おかわり!
高さが上下する枕の付いたシートを撮ってみました。
使い心地良いですよね。
これにも、YKKのジッパーが使われているそうです。
クッションがジッパーのスライダーと呼ばれる動く部分に固定されているとの事。
故障が少なく、滑らかな動きを長期に渡り維持できるYKK製のジッパーだからこそ採用されたんでしょうね。
少し寝て、あつと言う間に東京に到着しました。
最後は、駅ビルにある居酒屋が軽く親睦会。
ホッピーで締めてきました。
今回のツアーをアテンドして頂いたのはYKK APの能波さんです。
浜屋ガラスの大塚さんにも、ご一緒頂きました。
色々と無理な注文にもお応えいただきました。
お蔭で、充実した一日を送ることができました。
ありがとうございます。
大変、勉強になりました。
posted by Asset Red
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