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昨日の夕方
とある有名人が
弊社を
わざわざ訪ねて来てくれました。
決してメジャーではないと思いますが
知る人ぞ知る、その人の名前は
高知県高知市 曳家岡本
代表取締役 岡本直也氏 です。
週刊漫画TIMESに好評連載中の
解体屋ゲンにも時々登場する
高知の曳家さんです。
漫画では、こんな容貌をしています。
自らが現場で汗を流す経営者です。
現実の岡本氏は、もっと若くてバイタリティー溢れる方でした。
少し照れた笑顔に人柄が表れています。
以前からFBを通じた知り合いではあったんですが、実際にお逢いしたのは今回が初めてでした。
時間も忘れて
地盤改良不良に伴う沈下修正の話
最近話題に上る事も多い、古民家改修に伴う話
建物自体の健康(カビや腐朽菌・シロアリの被害に合わない)を守る手段を知らない施工者が生み出した様々な症例を如何にして治してきたのか
という話は特に耳が痛かった・・・。
故意ではないにせよ
結果として欠陥住宅をつくってしまう施工者による被害は相変わらず無くなりません。
ためになる話をたっぷりと聞かせていただきました。
東日本大震災
熊本地震
震災によって傾いて人が住めなくなった家を直してきた彼は
構造計算(許容応力度計算)の重要性と4号建築物の特例廃止を訴える一人でもあります。
また、大手リフォーム会社の施工をすぐ近くで目の当たりにして
その施工のいい加減さに驚き、大きな問題を感じている一人でもあります。
熱く静かに、言葉を選びながら語る言葉には
たくさんの現実を見て、対応してきた人間の重さが感じられました。
問題が発生している建物と向き合い、これを実際に直している氏の話はとても興味深いものがあります。
ご興味のある方は、是非ホームページをご覧ください。
https://ameblo.jp/iehiki-okamoto/
でも、悪さ加減を直接書くことは少ないようです。
色々と差し障りもありますからね。
今までは、寿命の短い家をバンバン新築していました。
でも、これからは変わっていくでしょう。
今ある家を上手に直して、長く住まう。
その為には、沈下修正や曳家が必要になると思われます。
でも、それを出来る人間はそれほど残っていないそうです。
辛くてキツイ仕事です。
大工の減少と同様に、後継者問題はここにも起きているんですね。
岡本さん、ありがとうございました。
お互い、頑張りましょう!
くれぐれも、お身体を大切に・・・。
お互い、若くないんですから・・・。
当ブログ中の画像は、『曳家岡本』および『解体屋ゲン』で画像検索したものを転載させていただきました。
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