blog
『FPの家 I邸』
朝から『室内環境測定』を行っています。
室内環境測定って、なんだか仰々しいですよね。
何をやっていると思いますか?
実は『住宅品質確保促進法』に基づく5つの揮発性有機化合物(VOCおよびSVOC)の室内濃度を測っているんです。
いわゆる『シックハウス対策』です。
新築やリフォーム後の住宅で発生する目や喉の痛み、吐き気や頭痛・寒気・倦怠感等々が起きないようにしています。
これらはVOCおよびSVOCや二酸化炭素などの化学的因子・カビ・ダニなどの生物的因子が原因と言われています。
『FPの家』ではお引渡し前にこの測定や換気風量測定をすることが義務付けられているんです。
5つのVOCおよびSVOCとは以下に挙げる物質です。
ホルムアルデヒド
トルエン
キシレン
エチルベンゼン
スチレン
暖かい家を作ろうとすれば、気密・防湿性能を高めなければ内部結露の発生を防ぐことができません。
気密・防湿性能を高めれば、機能する換気システムを設置し24時間綺麗な空気と汚れた空気を入れ替える必要が生まれます。
機能しているかどうかの確認が大切です。
そもそも正しい施工が行われているのか?
フィルター清掃を怠たっていないか?
もし換気システムが機能していなかったら・・・。
心配ですよね。
でもご安心ください。
弊社は目に見えない空気にまで拘ることで、住む人を守るようにしています。
本当に健康な住まいとは、こうした小さな拘りの集大成が実現していると思います。
弊社の拘りのひとつは『自然素材』の利用です。
極力、合板に合成樹脂シートを貼ったものを仕上材として使わないようにしていますし、合成接着剤の使用も控えるようにしています。
可塑剤を含むビニールクロスも同様です。
防腐剤・防蟻剤として合成殺虫剤を使わないのもそうかもしれませんね。
さあ、いよいよ測定開始です。
まず赤い測定バッジと緑色の測定バッジを用意します。
それを測定したい部屋の中央においた脚立に設置します。
午後2時を挟んだ合計24時間が測定時間の目安となっています。
玄関ドアに『立入禁止札』を貼り、工事キーを撤収して家を後にします。
どんな結果が出るのか・・・。
いつも通りの結果だとは思うんですが・・・。
24時間経過した後に回収し、分析機関へ送付します。
結果が出るのは1週間から10日後というところでしょうか。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分