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今回は、オート化学工業㈱の『オートンイクシード15+』というシーリング材をご紹介します。
1年くらい前に展示会で知った製品です。
何故か書く機会を失ってしまい・・・。
いまさらと言う気もしますが、敢えて書きたいと思います。
シーリング材って何だかわかりますか?
答えは簡単。
外壁材の隙間『目地』に充填する『防水材』です。
建物の水密性・気密性を保つ重要な役割を担っている資材とも言えるでしょう。
求められる必要な条件を挙げれば・・・
①長期的に防水性能を維持する事。
②住宅の美観を損なう不具合を発生させない事。
当然シーリング材にも寿命はあります。
劣化すれば、残念ながら必要性能も損なわれてしまいます。
シーリング材の劣化因子と性能の関係は、以下の通りです。
時間・ムーブメント・外的要因が複合してシーリング材は劣化します。
新開発の『LSポリマー』により、経年で流出する『可塑剤』を配合せずに優れた柔軟性を実現しています。
経年による硬化を防ぎ、軟らかさを超長時間維持できるのが特長です。
シーリング材に求められる性能に、『耐ムーブメント力』と『接着力』があります。
これにトコトン拘り、これまでにない圧倒的な耐久性を実現。
ムーブメントによる剝離・しわ・亀裂を防ぎ、防水性を超長時間維持できるのも特長です。
LSポリマーの配合により、ポリウレタンシーリング材の常識を超えた耐候性を実現しました。
紫外線等の外的要因による表面劣化を防ぎ、美観も超長時間維持することが可能です。
一般的なシーリング材と比較すると上記のようになります。
サイディングの耐候性が高まってきた昨今ですが、シーリング材のそれはイマイチでした。
せっかく長持ちする外壁材を選んでも、シーリング材が先に劣化してしまいメンテナンスが必要になる・・・。
そんなアンバランスな状況が続いていたんです。
高耐候性シーリングを上回る『超高耐候性シーリング』を採用すれば、外壁のメンテナンスも大きく変わり筈。
一般的なシーリング材は5~8年でメンテナンスが必要になります。
高耐候性シーリング材であれば15年。
超高耐候性シーリング材であれば20年。
高耐候性サイディングと組み合わせれば、メンテナンススケジュールも大きく変わります。
メンテナンスコストも大きく軽減することが可能です。
初期投資は高くなりますが、長期のメンテナンスを考えれば充分元が採れる筈。
是非、ご検討ください。
こんなに良い製品なのに、まだサイディング各社のカタログには載っていないようですね。
当時の担当者に聞いたところ
「オート化学工業しか製品化していないので書くことが出来ない。」
との事。
相変わらずの横並び思想・・・。呆れるばかりです。
まだ他メーカーでは発売されていないのでしょうか?
競合他社が増えて、コストが下がることを望みます。
posted by Asset Red
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