blog
弊社OBの家に顔を出してきました。
目的は玄関ドアの建付調整。
西日がガンガン当たる玄関に取付けられた木質玄関ドア、可愛らしい雰囲気でしょ?
ガデリウス社製の『スゥエーデンドア』です。
先日の定期巡回サービスの際に
「玄関ドアの建付が少し狂ったように感じる。」
と言われたんです。
その時は、生憎の雨でした。
「天気が良い日に伺います。」
天気も良いし、仕事の合間をみてという訳です。
用意するものは、マニュアル&6角レンチのみ。
念のため、脚立も用意します。
あとはマニュアルの通りに作業をするだけです。
扉外側吊元にある蝶番のカバーを外します。
1枚の扉には上下2つの丁番がありますが、今回は下の丁番だけを調整しました。
これが丁番です。
6角レンチを上下それぞれのカバーにあるネジに挿しこみ外します。
カバーを外すと、マニュアルの絵のようになっています。
今回は竪枠と戸先の隙間が不均一になっていたので、
Bネジ・BダイヤルおよびCネジ・Cダイヤルの調整が必要になります。
写真のようにBネジ・Cネジを緩め
Bダイヤル・Cダイヤルの穴にレンチを挿しこみ、回します。
かなりシビアな調整が可能なようですね。
調整が終わったら、Bネジ・Cネジをしっかりと締め、上下のカバーを被せ、上下のネジをしっかりと締めれば完了です。
調整に要した時間は10分位でしょうか。
慣れれば、もっと早くなると思います。
お施主さまにもマニュアルを手にしながら、作業を一緒に見て戴きました。
もう、ご自分で調整できるのではないでしょうか。
ついでに、ドアクローザーの開閉速度の調整もしました。
アルミサッシメーカーの製品と違い、木質玄関ドアは今回のようにご自分で調整することが可能です。
毎日使う玄関ドアだからこそ、ご自分でメンテナンス出来る事こそ重要なのかもしれません。
帰りがけに質問されました。
「お引渡しの際に頂いたメンテナンスオイルを使って、玄関ドアのお手入れをすればいいのかな?」
「そうです。」
「オイルを塗る前に、よく汚れを拭き取ってください。」
「場合によっては、サンドペーパー掛けが必要な場合もありますよ。」
どうやら、ご自分でやってみるようですね。
こうした所も木質玄関ドアの楽しみのひとつだと思います。
出来の悪い子ほどかわいいと言います。
木質玄関ドアは決して出来の悪い子ではありませんが、アルミサッシに比べて手間暇がかかるのは確かです。
だからこそ、愛着もわくと思います。
長生きして、親孝行もしてくれるでしょう。
手間のかかるドアほどかわいい。
将来、そんな思いをしていただけたら・・・。
とてもうれしく思います。
大丈夫ですよ。
何かあれば
すぐに伺います。
そして、お手伝いさせていただきます。
皆様方のお宅は、弊社から車で15分以内にあるんですから・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分