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今日の練馬・板橋は暑かったですよー。
明日の構造見学会の準備、汗ダラダラ流していました。
『FPの家 T邸』
構造見学会の準備完了です。
アルミテープによる気密処理
断熱欠損部や熱橋部へのウレタン充填処理
など、施工の様子を見るのにちょうど良いタイミングとなっています。
高断熱・高気密住宅をつくる際の重要なポイントです。
普段はなかなか見ることが出来ません。
是非、見学会にご参加ください。
じっくりと、ご覧いただけます。
必要であれば、説明だってさせていただきます。
写真はアルミと樹脂の複合窓を壁パネルの開口部に取付けた様子です。
窓上の木材は、カーテンレール下地。石膏ボードで表面を覆うため、予め厚さ105mmの松材を窓上に取付けておきます。
窓とパネルの間にはそれぞれ10mmの隙間が空いています。
ここに現場発泡ウレタンを充填し、発泡→硬化させます。
この時に発泡倍率の高いものを使用すると、窓フレームが曲がってしまうので注意が必要です。
弊社では、発泡倍率の低い製品を採用しています。
現場発泡ウレタンを充填する際には、ちょっとしたコツがあります。
ノズルの先端を奥まで挿しこみ
ノズルを手前に引きながら充填する。
そうしないと、ウレタンは手前で発泡してしまい、奥まで充填されません。
断熱材は厚くしてこそ性能を発揮します。
上っ面だけ吹いても意味がありません。
硬化したウレタンを平らに切削し、アルミテープを丁寧に貼ります。
ウレタンが見えなくなったら完了です。
この後内側に木製窓枠を取付ますが、窓枠と壁パネルの隙間にも現場発泡ウレタンを充填するんです。
発泡→硬化→切削→アルミテープ貼りという順番で作業を行い、最後は石膏ボードを貼って内装材を貼ります。
一般的な住宅の場合は、隙間をつくらないように心掛けて石膏ボードを貼るだけ。
気の利いた工務店であれば、隙間にグラスウールを詰めてくれるかもしれません。
でも最近は、現場発泡ウレタンを専門業者にお願いしている工務店も多いようですから、1回目のアルミテープ貼りを省略するくらいの施工をしているかも・・・。
いずれにしても2回目のウレタン充填以降の作業はしていないと思います。
写真は床パネルと柱の取合い部分を撮ったもの。
断熱パネルを10mmほど大きめに切り取り、敷き込みます。
柱の廻りに現場発泡ウレタンを充填します。
盛り上がった分を平らに切削し
アルミテープを丁寧に貼りつけます。
水道配管の廻りも同様です。
当日は、こうした施工や熱橋対策を見る事が出来ます。
FPウレタンパネルに触れても構いません。
あまり見る機会はないけれど、性能に直接影響する重要な部分です。
納得するまでじっくり見ることをお勧めします。
posted by Asset Red
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