防水検査の準備OKです。

今日の練馬・板橋は曇時々雨。

少し肌寒い位の陽気で、小雨が降ったり止んだり。

如何にも梅雨って感じです。

乾球温度:19.5℃/湿球温度:15.4℃

相対湿度:65.0%/絶対湿度:9.2g/kgDA

風速:1.3m/s/気圧:1011.0hpa

体感温度は14.9℃

不快指数は65.4

となっています。

実際に身体に感じる暑さ・寒さ・涼しさや暖かさの程度は、気温だけではなく風の強弱と湿度の高低にも支配されます。

これらの組合せを『体感温度』といいますが、これは風が強いと低くなり、湿度が高いと高くなり、湿度が低いと低くなります。

一方、『不快指数』はアメリカで考え出されたもので、気温と湿度の組合せで求めた体感温度を華氏の数字で表現したものとなります。

指数75とは、体感温度が華氏で75ということになります。

語感が悪いのでアメリカでは『温湿指数』と言い換えましたが、日本ではそのまま使われています。

温湿指数は、事務室や工場内の暖冷房のためにどのくらいの電力が必要かを予測する目安として使われ始めました。

室内の空気調節が目的ですから、初めから無風状態を前提としており、体感温度の一要素である風速は考慮の対象外となっているそうです。

ちなみに不快指数65.4(華氏65.4°F)は摂氏で表すと18.5℃になります。

不快指数65.4と体感温度14.9℃、双方に随分と開きがあるように感じます。風があるからなんでしょうか。

いずれにしても、半袖では少しつらいですね・・・。

『FPの家 T邸』

木曜日の朝一番に瑕疵保険の防水検査を行います。

今日は、そのための事前自主チェックを行いました。

透湿防水シートの張り方や窓廻りの防水処理など、マニュアル通りの施工が行われていることを確認します。

写真は、透湿防水シート(以下防水層)を貫通する電気配線の防水処理です。

2枚の防水テープを使って、水の侵入路を作らないようにしています。

こちらは防水層を貫通するCD菅の防水処理です。

管廻りの防水処理をした上に日本住環境㈱のゴームパッキンCD/PFを被せ、4周を防水テープで留めます。

素材はEPDMゴムですから耐候性もバッチリです。

予め開けられている穴にCD菅を通すだけで、防水・気密・防湿処理が簡単確実に行えます。

テープ処理が難しい部位で、困っていましたから発売を知ってすぐに採用を決めた製品です。

 

防水層を貫通する配管の周りには、防水処理をした上に日本住環境㈱のドームパッキンを被せ、4周を防水テープで留めます。

施工が簡単で助かります。廉価なのもうれしいですね。

バルコニーの腰壁天端には、写真のような部材を使っています。

天端部分に透湿防水シートを蔵掛けし、その上に防水テープを貼ります。

その上で出隅・入隅部分にこうした部材を使う事でピンホールからの漏水を防ぐ事が出来ます。

施工に不備はありませんでした。

これで木曜日の検査もバッチリだと思います。

 

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