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今日の練馬・板橋は梅雨の中休みというところでしょうか。
晴れています。気温はそれほどでもありません。
でも夜には雨が降るかも・・・。
ご存知でしょうか?
住宅の瑕疵事故に占める雨漏りの割合はおよそ88%。
その中でも、雨漏りの多い『3大重要部位』は以下の通りです。
①外壁と開口部の取合い部
②外壁と屋根の取り合い部
③外壁と笠木の取り合い部
これらの合計は、およそ83%にも及ぶそうですよ。
以外ですね。屋根からの雨漏りが多いのかと思っていました。
こうした部位は、構成部材同志の接合部が不連続になりやすく雨水が侵入し、雨漏りを招きます。
これらの施工をしっかりし、一体の防水層とすることが出来れば雨漏りを未然に防ぐ事が可能になる訳です。
『FPの家 T邸』
朝一番、瑕疵保険の検査員による防水検査が行われました。
先日、自主検査を行った部分を検査員が30分ほどの時間で確認しています。
防水シートの縦・横の重ね寸法や端部の処理方法。
窓廻りの防水処理方法。
笠木部分の処理や防水紙を貫通する配管等の防水処理方法、等々。
施工マニュアルに従った納まりになっているかどうかを、ひとつひとつチェックしていただきました。
遮熱タイプの防水シートは下地が透けないので、通常の白い防水シートと比べると窓廻りの防水テープが見にくいそうです。
ちゃんと施工してあるかどうかが確認できないと、検査員の方がこぼしていました。
こうした場合は立会者に対するヒヤリングで合否の判断をするそうですが、やっぱり自分の目で確かめたいですよね。
一生懸命手を当て、テープの段差を触感で確認していました。
これらの設計・施工にあたっては、建築基準法やその他の関連法規に従い、施工者自らが各々の住宅に対して責任をもって計画・実施する必要があります。
雨水の侵入対策に関しては、関係学会・機関等の基準はあるものの、現場の施工方法をわかりやすく解説した総合的なマニュアルはなかなか見当たりません。
弊社では、JIO(㈱日本住宅保証検査)が10数年間の漏水事故の調査・分析に基づいてまとめた『JIO防水施工要領』をマニュアルとして活用しています。
住宅瑕疵担保責任保険の設計施工基準では、保険申込者が守るべき最低限の基準が示されています。
でも、このマニュアルは現在普及している工法・技術をベースに雨漏りを防止する安全・確実な施工方法がイラスト入りで解説されています。
各部材メーカーによる新しい製品・技術を採り入れながら、このマニアルに忠実な施工を今後も心掛けたいと思います。
構造耐力上主要な部分
雨水の侵入を防水する部分
が瑕疵保険の対象部位となります。
詳しく言えば、柱・基礎等の不具合があると住宅の強度が低下する部分と、屋根・外壁等きちんと防水していないと雨水が侵入する部分です。
でも、これだけでいいのでしょうか?
壁・天井・床等の内部結露による耐久性の低下も問題ですよね。
内部結露は瑕疵に該当しません。
柱・梁に不具合があったとしても、その原因が内部結露に起因するものであれば保険による無償修理は期待できないんです。
でもご安心を!
弊社がつくる『FPの家』ではこれを保証します。
国内で唯一の『無結露50年保証』のできる家。
それが弊社のつくる『FPの家』です。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分