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今日の練馬・板橋はどんよりとした曇空。
気温もそれほど高くありません。
空気線図を見てみましょう。
気温は24.4℃(湿球温度18.0℃)
相対湿度53.4%(絶対湿度10.2g/kgDA)
風速は0m/s
不快指数は71.3となっています。
不快指数と一般的な感覚は以下の通り
~55・・・寒い
~60・・・肌寒い
~65・・・何も感じない
~70・・・快適
~75・・・暑くない
~80・・・やや暑い
~85・・・暑くて汗が出る
85~・・・暑くてたまらない
今日は71.3ですから、『暑くない』に該当します。
ちなみに体感温度は23℃、暑くはないけど相対湿度の割にはジメッとした感じが気になります。
朝からメンテナンスに伺っていました。
1件目はキッチンの不具合です。
築11年、ミカド製キッチン『ジェニック』を採用されたお宅です。
お孫さんが勢いよく引出しを引かれた際に扉が壊れてしまいました。
通常であれば、メーカーのメンテナンス部署に連絡をして対処していただきます。
でも、今回は大きな問題が発生しました。
そう、ミカドというキッチンメーカーは既に存在しないんです。
株式会社 ミカド
2009年(平成21年)12月24日、関連会社3社(プロテック、ナギテック、チバテック)と共に大阪地方裁判所へ民事再生法の適用を申請。
同日保全命令を受けた。
負債は2009年(平成21年)3月末時点で割引手形を含め約176億円。
12月31日までに関連会社3社と共に民事再生手続の開始決定を受けた。
しかし再生計画は具体化せず、2010年(平成22年)3月4日に大阪地裁が再生手続きの廃止を決定、これを受けて同月31日には破産手続に移行した。
ウィキペディアより転載
色々と調べてみると元ミカドの社員が集まって修理対応を行っているようなので、早速連絡を取ってみました。
レールを交換すれば直せそうです。
でも、レールの特定が大変でした。
当時の承認図や現存する資料を全て送りましたが、レールの特定には至りません。
現地で採寸し、レールの詳細寸法を測ったり写真を撮ったり・・・。
何回かの遣り取りの後、ようやくレールの特定ができました。
完全に特定できた訳ではありません。
合わせてみて、問題があるようならば返品してください。
料金は施工後で結構です。と言われました。
早速見積を取り注文書を発行・送付しましたが、施工は行わないとの事。
すでに随分と時間が経過しています。
レールと関連部材が届くのを待って、私が修理に当たることにしました。
届いた部品には『blum』と書かれています。
おっ、良い物つかってるじゃん!
でも、施工要領書とかマニュアルらしき物が同封されていません。
問い合わせてみると
「そんな物ありません。」の一言。
現物を見ながらトライするしかないようです。
修理スタート。
無事、1時間程度で終わりました。
既存の部品を外しながら、新しい部品と見比べて、取付方法を確認しました。
無事終わって良かったですよ。
お客さまにも大変喜んでいただけました。
この後、すぐ近くのお宅に伺いました。
目的は樹脂サッシの修理です。
大した修理ではありません。
レールに取付けられた戸当たりが破損しています。
閉める際に力いっぱい引き過ぎたようですね。
大型の掃出し窓です。
複層ガラスとゴツイ框のせいか、かなり重いんです。
ついつい、力任せに開け閉めをしてしまう・・・。
大手サッシメーカーの製品であれば、テコの原理で軽く開けられる取っ手も用意されています。
でも、弊社が採用している防火樹脂窓には取付できません。
今後の大きな課題ですね。
部品を取り寄せ、ネジを外して交換を行いました。
修理に要した時間は10分位でしょうか。
あまり強く閉めないでくださいね。
お願いだけして、帰って来ました。
日曜日は現場が動いていません。
お客様との打合せやメンテナンスがメインの仕事になります。
午後も、築3年のOB宅に顏を出してきます。
特に問題は無さそうですが、木製建具やサッシの建付け調整程度はあるでしょう。
OBとの付き合いは長く続きます。
大きな問題は無いけど、長い間には細かな問題が発生します。
近くの方ばかりで良かったと思います。
お客様との物理的・精神的な距離を大事にするのも、地域密着工務店のこだわりポイントです。
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