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今日は水曜日。
アセットフォーの定休日となっています。
久し振りに、室温と健康に関するお話を書きたいと思います。
約5000万戸の住宅ストックの断熱性能を示した資料です。
現行水準の断熱性能を確保できている住宅の割合は、なんと5%。
日本の家のほとんどは、断熱されていないと言う事です。
住まいの悩みランキングにも
暑い・・・26.9%
寒い・・・22.6%
結露・・・15.0%
と、その辺りのことがハッキリ出ています。
日本の家って、やっぱり『夏暑くて、冬寒い家』なんですよね。
朝起きた時の寝室の温度を示した資料です。
北海道以外は、寒い朝を迎えていることがわかります。
10℃以下の地域も珍しくありません。
何回もご紹介している資料ですね。
イギリス保健省が2010年3月に発表した『英国保健省年次報告』による冬季の室温指針となります。
推奨温度は寝室18℃/その他21℃とし、16℃未満の部屋に暮らすことには様々なリスクが伴うことを明示しています。
呼吸器系疾患
血圧上昇
心臓血管疾患
低体温症
高齢者になるほど、そのリスクが高まります。
寒い家は、お子さんやお孫さんにも嫌われているそうですよ。
子を持つ親が自身の実家に対して不満に思う事のTOP3は、全て寒さに関する内容です。
「おじいちゃんの家って寒くてイヤ!」
なんて言われない家がいいですよね。
こうした寒い家は、2020年をもって『既存不適格』な家になってしまいます。
今までの省エネ基準は推奨基準(おススメする最低基準)でしたが、2020年以降は義務基準(守るべき最低基準)に変わるからです。
法律に適合していない家の資産価値って低いんですよね・・・。
中古住宅の売買時に、『断熱・耐震性能の向上を義務化する』動きも活発化していると聞いています。
今後は耐震・断熱化改修の時代ということでしょうか
posted by Hoppy Red
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