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ここ数日、寝苦しい夜を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
身体の疲れを取るには質の高い睡眠を摂る事が大切です。
眠りの質を上げることが疲労回復に効果的。
睡眠には眠りの浅い『ㇾム睡眠』と深い『ノンレム睡眠』があり、一定の間隔で繰り返されています。
レム睡眠は、精神疲労の回復・記憶の整理・体の休息等『身体の休息』。
ノンレム睡眠は、体のメンテナンス・大脳の休息等『脳の休息』を行います。
疲労回復にはノンレム睡眠が特に大切。
とにかく、ぐっすり眠ることです。
前日は疲れていても、しっかりと睡眠を摂った翌朝は身体がすっきりとします。
これは睡眠に疲労回復の効果があるからなんです。
また睡眠の質には、スムーズな入眠と起きるタイミングが大きく関わっています。
重要なのは、生体リズムを整える事。
同じ時間に寝て、同じ時間に起きるというリズムを大切にしましょう。
睡眠薬や快眠グッズに頼るより、睡眠に適した環境をつくり、寝る前の時間を大切にするのが一番です。
住まいの温熱環境を整えるのも大切ですよ。
温熱環境が睡眠に及ぼす影響は人の体温調節に密接に関係しています。
体温調節は睡眠を調節する機構にも影響を与えるからです。
睡眠は人生の 3 分の 1 を費やし、室内環境で行う多くの生活行動のうち誰もが行うもっとも普通の行動です。
一般的に睡眠中の人体周囲の温熱環境は、たとえ家の中でも季節の気候の影響を受けることになります。
そこで人は時にパジャマを着て、布団などの寝具やエアコン・電気毛布等の電化製品を使い、睡眠のために快適な環境を作ろうとした寝室で就寝します。
関東地域の住宅を対象に寝室の温熱環境の実測と居住者の温冷感評価を行った結果をご紹介します。
1. 冷房を頻繁に使用している寝室の平均室温は26.0℃、主に自然換気を行っている他の寝室の平均室温は30.0℃であり、その差は4℃である。
2. 冷房がある寝室の「夜」の平均室温は、外気温より約3℃低いが、自然換気をしている寝室は外気より約4℃高い。
3. 平均相対湿度は冷房がある寝室で61%、自然換気をし ている寝室で66%であり、室内相対湿度は外気相対湿度より低い。
4. 本調査と既往研究を比較すると、日本の夏季における日平均内外温度差は0.2~2.1Kであり、本調査の-0.2~ 3.1Kの範囲とほぼ同じである。
5. 冷房がない寝室の室温と外気温度の相関関係は高く、回帰式を用いて室温を予測することができる。
6. 就寝前と起床後の平均温冷感申告はNVモー ドで4.5、 ACモードで4.3であり、NVモードの方が少し暑く感 じている。
7. 居住者が「どちらでもない」から「暑い」と感じ始め る平均室温は約 29℃である。
皆さんも、思い当たるのではないでしょうか。
寝入り時はちょうど良かったのに、夜中寒くなったり。
電気代がもったいないからタイマーセットしたけど、エアコンが切れた途端に暑くて目が覚めてしまった・・・。
やっぱり何も考えることなく『夏涼しく、冬暖かい家』がいいですよね。
しかも省エネで健康を維持することが出来る。
そんな家づくりを応援したいと思います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
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