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アレルギー疾患を改善するには、原因となるアレルゲンを除去することが一番です。
発生条件に共通点があるダニ・カビは、温度・湿度の環境を整えることで発生を抑制することができます。
ダニ・カビに共通する発生条件は以下の通り。
①温度・・・20~30℃
②湿度・・・70%以上で繁殖
③通気が悪く、充分に掃除が出来ていない空間。
上図は室内における湿度が健康に与える影響を示したもの。
ダニは55%以下で死滅、カビは66%以下で増殖が止まります。
湿度40~60%皆の空間では、細菌やウィルスも減少します。
湿度50%で生存率が急激に低下するウィルスには、あの『インフルエンザウィルス』も含まれています。
冬季の低湿度はウィルスの生存時間を延長するとともに、気道粘膜が乾燥することで感染予防作用が低下するそうです。
アトピー性皮膚炎や気管支喘息などのアレルギー疾患の増悪因子になるなど、さまざまな悪影響ももたらします。
すまいの適切な湿度管理と換気、重要ですよ。
そのために必要なのは、正しい断熱・気密施工です。
これがあって、初めて換気システムが機能します。
そして、湿度管理が可能になります。
『気密なき断熱施工』は家自体にも、そこに住まう方々にも危険です。
えっ!何故かって?
答えは別の機会にしたいと思います。
posted by Asset Red
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