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今日は日曜日。
でも残念な曇天です。
気温:29.6℃
相対湿度:42.5%(絶対湿度:11g/㎏DA)
風速:0.3m/S
体感温度は25℃、不快指数は76.7となっています。
まあまあ、快適というところでしょうか。
青空であれば、もっと気持ち良いのに・・・。
日曜日で現場はお休みです。
キッチンリフォームをさせていただいた家に顏を出してきました。
目的は、床下収納庫の取っ手修理です。
向かって右側の半回転取っ手が取れて穴だけになっています。
残念ながら、部品は既にないそうです。
取外して裏側などを確認しましたが、メーカーを特定する材料も見当たらず・・・。
でも大丈夫!
今は、パソコンで検索することが可能です。
穴の大きさや取っ手の形状を参考にしながら、メーカーおよび製品の特定をすることができました。
取っ手部分の形状が、なんとなくバイオリンに似ていて特徴的。
意外と早く見つけることができました。
でも、ずいぶんと昔の製品です。
現在のものとは仕様が異なっていました。
購入した部品を、そのまま取付ける事はできません。
フタの開口廻りにエポキシ樹脂を充填し、木ネジが留められるように加工した上で取付を行いました。
無事、取付完了。
デザインもほぼ同じです。
お客様にも喜んでいただけました。
メデタシ・メデタシ・・・。
事務所に帰る途中のカーラジオで聞いたんですが、今月は『健康増進推進月間』なんですね。
健康増進策と言えば、皆さんは何を思いつきますか?
運動不足の解消。(8000~10000歩あるく)
バランスの取れた食事。
禁煙。
禁酒。
と言うところでしょうか?
次のデーターをご覧ください。
近畿大学・岩前教授の研究チームは、2002年から2008年に掛けて住まいの『居住者健康性』に対する影響を明らかにすることを目的とした調査を行っています。
これが世にいう『2万人調査』です。
弊社が加わっている『FPの家』グループでも、調査に協力させていただきました。
実はこの時に、協力して戴いた方々の日常生活習慣も聞いていたんです。
飲酒の頻度
喫煙の有無
運動の頻度
など、それぞれの行為ごとに健康改善効果を分析しています。
この結果に断熱による効果を加え、相対的に比較したのが上のデーターです。
例えば咳の場合、断熱効果が改善のうち5割を占め、3割が禁煙、2割が運動となっています。
日常生活において適度な運動を行うことは健康を保つために非常に重要と言われています。
生活習慣病の予防に欠かせないものと位置づけられていますが、この運動よりも大きな影響をもたらすのが断熱だと言う事をこのデーターは示している訳です。
これまで断熱は、冷たさや暑さを和らげ快適性を向上させると言われてきました。
でも快適は、人それぞれの感覚に強く依存します。
健康も人によって大きく異なるのは同じですが、この重要性は社会的な意味からも明らかだと思います。
この調査結果は、生活習慣が健康に与える影響の大きさと、それを上回る住まいの高断熱化によるメリットを明確にしました。
アレルギーやアトピーはVOC(揮発性有機化合物)が問題視されてきましたが、住宅の温度環境の改善で改善することも可能です。
気管支喘息・手足の冷え・目のかゆみもまた、室内温度に大きな影響をうけています。
人体を寒さから守り、人体の蓄熱量を増やす工夫をすればかなりの疾病に効果がみられるのではないか・・・。
この研究の先には、明るい未来が見え隠れしています。
身体を冷やさない。
暑さ・寒さのストレスがない。
血圧の上昇・下降を頻繁におこさない。
高断熱化された住まいであれば、人体の負荷を大幅に減らすことも可能だと思います。
posted by Asset Red
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