太陽がいっぱい。風がいっぱい。世界はもう、自然エネルギーで動いている!

昨夜、弊社の商圏で行われたイベントに参加してきました。

「日本と原発」河合弘之監督の最新作

日本再生

光と風のギガワット作戦

上映会in板橋区

会場は板橋区大山東町にある板橋区立文化会館大ホール。

弊社事務所から電車で10分たらず、Door to Doorで20分くらいでしょうか?

夜の金曜日、商店街はにぎやかでしたよ。

今回上映された作品は、20年に渡り原発の危険を訴え、全国で原発差し止め訴訟を繰り広げてきた弁護士・河合弘之氏が自ら監督となり制作した『日本と原発』『日本と原発4年後』に続く作品です。

パンフレットの中にある、監督の言葉をご紹介します。

私は第一作『日本と原発 たちは原発で幸せですか』、その改訂版『日本と原発4年後』で日本の原発の問題点を全て描き尽くしました。

それは約1800回自主上映され、約10万人の人々が観てくれました。

そして多くの方々から「原発をやめなければならないのは分かったけど、電気はどうしたらいいの?」と質問を受けました。

その答えは「自然エネルギーと省エネしかない」です。

それを描くためにこの『日本と再生 光と風のギガワット作戦』を制作しました。

日本では

「自然ネルギーは天気まかせで不安定」

「自然エネルギーは高くつく」

「ドイツの脱原発、自然エネルギー推進はフランスから原発電気を買っているからできるインチキ」

等々の悪口が横行しています。

それを実証的に論破するのもこの映画の目的です。

日本の経済界は自然エネルギーを馬鹿にして「あんなものは割に合わない」と考えています。

しかし自然エネルギー発電は、実際に儲かるのです。

そのことを経済人にもわかつてもらうことも、この映画の大きな目的です。

世界は「脱CO2、その手段は自然エネルギー」という大きな潮流の中にあります。

世界の自然エネルギーの発電量は、世界の原発の発電量の約2倍以上になっています。

その潮流は急発展するIOT・AIとの相乗作用で急加速しています。

私はこの映画を作っていく過程で「自然エネルギーは単に原発の代替え物ではなく、壮大で美しく安全で豊かな新しい社会への入口なのだ」と気が付きました。

この映画が、日本のエネルギー政策や電気事業の流れの転換のきっかけになって欲しいと心から願っています。

全文、転載させていただきました。

上グラフはドイツから外国に輸出された自然エネルギーの推移を示したものです。

ドイツは過去10年以上、周辺諸国に対して一貫して『電力輸出国』です。

フランスがドイツに電力を輸出しているという誤解は、フランスがドイツ国内を通過して他国に電力を輸出している分を含めているからです。

フランスとドイツの2国間で見ればドイツはずっと輸出超過国であることがわかります。

アメリカなど世界各国では、太陽光による発電コストが電気料金を下回ったことで今後爆発的な普及が見込まれているそうです。

2016年には、新設の太陽光発電はついに風力発電のコストを下回り、もっとも安い電源となりました。

時を経る毎に原発製造コストは上がり続けています。

原発は大量生産ができず、技術の習熟による学習効果に乏しく、度重なる事故やトラブルへの対応のため世界の原発企業は次々と巨額の赤字を計上しているという事実は、原子力産業がコストに見合わず、すでに崩壊していることを示しています。

世界の自然エネルギーは倍々ゲームで増えています。

2015年には風力発電の設備容量が原発を超え、2017年中には太陽光発電が原発を超える見込みです。

この勢いはますます加速する一方で、世界の原発の発電量は大量廃炉時代を迎えて2006年をピークに下がり続け、自然エネルギー発電量の半分以下に落ち込んでいます。

従来のエネルギー業界と比べて、自然エネルギー業界の雇用者数は顕著に増加しているそうです。

遠くで大量に作った電気を送電ロスにより無駄に捨ててしまいながら使う従来の電気業者は新しい雇用を必要としません。

でも地産地消の省エネルギー電気業者は、設備製造・運輸・管理とたくさんの雇用を創出しています。

これも、事業としての自然エネルギーによる発電が『儲かる』ことを示しています。

自然エネルギーには3つの壁が存在するそうです。

①『接続可能量』という制約

②各地で頻発する『空き容量ゼロ』問題

③過大な連系負担金

いずれも送電系統の利用を巡る問題です。

従来の電気事業者が既得権益を守るために、自然エネルギーの拡がりを妨害しているという構図は変わる素振りさえありません。

まずは、こうした事実を知ること。

そして出来ることから始めること。

弊社は省エネ住宅づくりをせっせと行い続けます。

そして、自然エネルギー発電が実現可能なレベルにあることを発信したいと思います。

機会があれば、皆さんもご覧ください。

政府やマスコミが教えてくれない、『正しい自然エネルギー発電の現実』は明るい未来を示してくれます。

明るい未来に向けた第一歩

ご一緒にいかがでしょうか?

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