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ようやく秋らしい陽気になってきた練馬・板橋。
空気が爽やかで、気持ち良いですね。
朝から弊社OB宅に定期巡回サービスで伺いました。
まだ築4年目のお宅ですから、とくに問題はありませんでした。
でも、ユニットバスの中をチェックしている最中に奥様に聞かれたんです。
「お風呂のエプロン、外せるのかしら?」
「ええ、もちろん外せますよ。」
「外してみましょうか?」
「お願いするわ。」
早速、エプロンに貼られたシールを見ながらエプロンを外しました。
さすがに、全てのエプロンの外し方がわかる訳ではありません。
エプロンと床の境に指を入れ、4か所ある取っ手を右にひねり、エプロンを持って上に上げれば簡単に外せるんです。
エプロンの裏は、カビでまっ黒くなっていました。
「ずっと、外して掃除したいと思っていたのよ。」
(聞いてくれれば、良いのに・・・。)
「このラベルに外し方が書いてありますから。」
一旦エプロンを取付け、今度は奥様に外して頂きました。
ご理解いただけたようです。良かった・・・。
ついでに、壁付照明の外し方も伝授しました。
「塩素系のカビとり剤を使用する場合は、換気扇を強めに回してください。」
ついでに、換気システムの活用方法も再度伝授してきました。
エプロンの外し方は、お引渡しの際に意識して説明しているつもりなんですが・・・。
うっかり忘れてしまったのかも知れませんね。
そろそろカビの季節ではなくなります。
でも、いい機会なので『カビのもたらす害』について書かれたものをご紹介します。
カビとは真菌(カビ類とも言います。)の1門で、他の微生物の仲間には細菌(バクテリアとも言います。)とウイルスなどがあります。
下の図に微生物の分類を示します。
私達の生活環境では、おいしいお酒・味噌・醤油などをつくるのにコウジカビが欠かせません。
また薬としてのペニシリンなどのように、カビを有効に利用した例も多くあります。
一方カビをうまく扱わないと、色々な健康被害が起きます。
経口・吸入・経皮などの経路を通じて、カビはヒトの健康に影響を与えます。
例えばカビが生えた食品を食べることによって、慢性中毒さらには発癌することもあります。
カビが原因となる健康被害には
①真菌症
真菌が皮膚から侵入して病変を起こす表在性真菌症と、呼吸や経口で体内の種々組織・臓器に侵入して障害を与える深在性真菌症があります。
表在性真菌症には皮膚糸状菌(水虫など)などの自覚症状の強いものが多い一方、深在性真菌症のアスペルギルス症は呼吸器や外耳道に病変をつくり、クリプトコッカス症は脳や中枢神経・肺にとりつきます。
下表に示している深在性真菌症は、いずれも日和見感染型のものです。
日和見感染とは、感染抵抗の低下した宿主(ヒト)において、通常では病原性のない、または病原性の極めて弱い病原菌による感染症の事を言います。
他にも
②マイコトキシン中毒症
③真菌過敏症
があります。
②・③について今回は割愛させていただきます。
室内微生物汚染 ダニ・カビ完全対策
小峰裕己 著
井上書院 刊
より一部を抜粋させて戴きました。
私自身、カビには弱い体質のようです。
カビの胞子を吸い込んでしまうと、すぐにアレルギー性鼻炎になってしまいます。
目がかゆくなる場合もあります。
なんだか花粉症みたいですよね。
お蔭さまでカビの臭いにも敏感になりました。
お風呂やエアコンにカビが生えないよう、定期的にカビ取りもしています。
自分で掃除をしていると思います。
抗菌もいいけど、やはり掃除のしやすさが一番有効ですよね。
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