結露のシーズンが近づいてきました。

だんだん、寒い冬が近づいています。

もうすぐ、結露のシーズンです。

冬の寒い朝にカーテンを開けたら窓がビッショリしていて嫌な気持ちに・・・。

結露の正体は、空気中の水蒸気です。

暖かく湿った空気が急に冷やされると、空気に含まれる水蒸気が水滴として現れる現象です。

お風呂の天井のしずくや湯気でメガネが曇ったり・・・。

これらも同じしくみで起こります。

人は暮らしていく上で、たくさんの水蒸気を発生させています。

調理

発汗

呼吸

等々・・・。

結露の起こるメカニズムはこんな感じです。

室内の温度が高くて、窓の温度が低い時に結露は発生します。

冷たい風が当たる窓であれば、結なおさらです。

結露は暮らしの大敵です。

病気の原因にもなるし、家自体を傷ませる原因にもなります。

家具や内装だって・・・。

結露防止の対策を以下に挙げてみました。

①調理中や食事時は換気をしましょう。

②入浴時は扉をしっかりと閉め、入浴後は換気をしましょう。

③就寝時も換気を心掛け、空気の循環させるようにしましょう。

④洗濯物を室内干しする際には、除湿機を併用しましょう。

⑤使っていない部屋の還気を心掛けましょう。

⑥カーテン・障子はこまめに開ける習慣をつけましょう。

⑦強い風が窓に当たらないような工夫をしましょう。

⑧新築の場合、入居後しばらくは水蒸気の放出が多くなります。換気システムのスイッチは切らないようにしましょう。

⑨解放型ストーブの使用は避け、エアコンを使いましょう。

⑩加湿器などを上手に活用し、湿度40~60%を維持しましょう。

窓の断熱性能を上げるのも良いと思います。

と、言う事で『内窓』の設置工事の様子をご紹介します。

建具及び枠材を搬入しています。

窓のフレームは樹脂製で軽いですが、ガラスは複層のため、重量はけっこうあります。

 

既存窓の内側に窓がもうひとつ付くため、防音・防犯性も向上します。

でも通風を得ようとすると、建具が2重のため窓の開け閉めが増えてしまいます。

既存の窓枠に専用枠を取付けるケースと、ふかし枠を取付けるケースがあります。

写真はふかし枠を取付けている様子です。

壁からの出っ張りが大きくなるため、トイレなど小さい部屋だと狭く感じることもあるでしょう。

昔流行ったルーバー窓ですが、ガラスの隙間から侵入する砂ほこりや冷気を防ぐことができません。

夏は涼しい風を取り込んでくれるスグレモノですが、冬はうらめしい・・・。

こんな場合も、内窓は有効です。

取付け箇所が多い為、完了までにあと数日かかりそうです。

取付けが終わり次第、ご紹介したいと思います。

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