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窓の断熱性能を高める対策として、内窓の効果は皆様もご存知でしょう。
でも、それなりに費用が掛かります。
「もっとお金のかからない方法は無いの?」
あります。あります。
簡単に出来る方法が・・・。
①厚手のカーテンを床まで垂らす、あるいはカーテンボックスを設置する。
②厚手のカーテンを床まで垂らし、かつカーテンボックスを設置する。
③内障子を設置する。
④ハニカムスクリーン(シングル)を設置する。
⑤雨戸やシャッターを閉める。
これらを、以下の条件で採用した場合の暖房エネルギーの消費率および削減率も挙げておきますので、参考にしてください。
条件
①面積として建物全体の半分程度に該当する窓の全てに同じ工夫を行っている。
②窓の種類として『アルミサッシ+シングルガラス』とする。
つまりS55年省エネ基準相当の家を想定していることになります。
エネルギー消費率および削減率
①厚手のカーテンを床まで垂らす、あるいはカーテンボックスを設置する。→0.95(5%削減)
②厚手のカーテンを床まで垂らし、かつカーテンボックスを設置する。→0.94(6%削減)
③内障子を設置する。→0.92(8%削減)
④ハニカムスクリーン(シングル)を設置する。→0.90(10%削減)
⑤雨戸やシャッターを閉める。→0.9(10%削減)
また、窓からの日射を積極的に採り入れることで暖房エネルギーを削減することもできます。
条件
①冬に晴れた日が一定以上ある。(少なくない)
②南に向いた窓面積の合計が比較的多い。(建物の床面積に対する南面の窓面積が15%程度以上)
③冬の陽当たりが良い。
エネルギー消費率および削減率
晴れた日でもレースカーテンなどを閉めている時と比較して、窓から日射取得する場合のエネルギー消費率は0.94(6%削減)となります。
いくつかの工夫を併用するのも良いと思います。
なお、カーテン・内障子・ハニカムスクリーンなど湿気を通しやすい窓の断熱性能向上部材は、結露を増やすというデメリットがある事を忘れないでください。
内窓との違いがここにあります。
(一社)Forward to 1985 energy life/暮らしマイスター公式テキストから、一部を引用させていただきました。
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