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今日も雨。
季節外れの台風も近づいているようです。
久々に空気線図を見てみましょう。
今朝の弊社事務所です。
省エネのため無暖房、社員はいません。
内部発熱と言えば、OA機器(現在動いていません。)くらいでしょうか。
室温21.8℃(思ったよりも暖かい。)
相対湿度63.1%(絶対湿度は10.3g/㎏DA)
ちなみに露点温度は14.5℃となっています。
外気温度は19.5℃
相対湿度77.2%(絶対湿度は10.9g/㎏DA)
一昨日・昨日に比べるとずいぶん暖かいんですね。
事務所入り口を撮ってみました。
シャッターはまだ閉まっています。
真空ガラスはそこそこ暖かいようですが、アルミフレームは流石に冷たいですね。
その温度は約18.1℃。
おそらく一番冷たいであろう、倉庫の鉄の扉です。
ガラスの内側に防犯のためステンレスのパンチングを取付けてあります。
その温度は16.6℃。
思ったほど冷たくありません。
内部発熱の様子も撮ってみました。
コピーとサーバーが熱くなっています。
露点温度が14.5℃ですから、まだまだ結露は発生しません。
でも相対湿度が高くなれば、露点温度は下がってしまいます。
仮に、外気と同じ77.2%だとしたらどうでしょうか?
露点温度は17.6℃になりました。
あっ、倉庫の扉の温度の方が低い!
とすれば、鉄の扉は結露でびっしょりです。
結露を無くすには
部屋の湿度を下げる
室内の温度差を無くす
のが有効です。
今回のケースであれば、鉄の扉の断熱性能を上げても結露は無くなります。
それにしても快適ですね。
長袖の作業服上下という恰好でタイピング中の私には、湿度・温度ともちょうどいい感じです。
PMVは-0.03
PPDは5%
になっていました。
PMVとは人の温冷感指標の中で世界でもっともポピュラーなもので、通常の人間が居住する環境を温冷感で-3(寒い)から+3(暑い)の7段階スケールで表しています。
6つの要素(温度・湿度・放射温度・気流・人の活動量・着衣量)により左右され、ここでは快適とは『暖かく』もなく『涼しく』もない中立の状態を言います。
PMV-0.03という値は、限りなく中立に近い『寒くもなく暑くもない』環境と言えるでしょう。
またPPDは、人間がある暑い・寒い状態の時に何%の人間がその環境に不満足かを表すのに用いられます。
ISO基準では、PMVが±0.5以内、不快者率10%以下となるような温熱環境を推奨しています。
PPDも5%ですから問題ありませんね。
雨のせいで少し憂鬱ですが、快適環境の中、気持ち良く仕事が進められそうです。
posted by Asset Red
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