だんだん寒くなってきました。
日の出も遅くなったし、いよいよ晩秋なんですかね。
今日はアセットフォーの定休日。
ラジオで耳にした話題をひとつ、ご紹介します。
19日午後4時15分ごろ、千葉県船橋市行田の路上で、「60歳ぐらいの男性が倒れている」と通行人の女性から消防に通報があった。
県警船橋署によると、大相撲の二所ノ関親方=元大関若嶋津、本名日高六男さん(60)=が倒れており、病院に搬送された。
発見時には意識があったが、その後意識不明の重体となった。
引用元 https://www.jiji.com/
相撲にそれほど興味のない私でも、若島津関は知っています。
高田みずえさんのご主人ですよね。
一部の医療関係者の中には、くも膜下出血が原因ではないかと言う方もいるようです。
当時の松戸の気温は10℃程度、寒い外から暖かいサウナに入った際のヒートショックがくも膜下出血を誘引したのでは・・・。
サウナに入る際には、水分を充分採る必要があるそうです。
サウナの後のビールをおいしく呑むために、水分摂取を控える方も多いと思います。
でも水分不足は血液をドロドロにし、脳梗塞を引き起こすかもしれません。
お互い、気をつけましょう。
冬季、ヒートショックによる家庭内事故が増加するのは周知のことだと思います。
ヒートショックとは、急激な温度変化で血圧が上下に変動する事。
ヒートショックは身体に大きな負担を与え、脳卒中や心筋梗塞の要因となり、それらが転倒や浴室内での溺死という事故を引き起こします。
少しづつ減る傾向の交通事故に比べ、家庭内事故は増え続けています。
特に寒い時期の事故は極端に多いんです。
まして高齢者の場合は、ヒートショックが引き金となる浴槽内での溺死や転倒という事故に繋がるケースも少なくありません。
今回の若島津関の事故と似ていませんか?
若島津関は、くも膜下出血を起こしたまま外出し、そのまま道路で転倒し頭部り出血。
ヒートショックと言う報道は今のところありません。
家庭内事故も同じです。
今までは、寒さもしくは温度差が原因で家庭内事故が多いという事実がそのまま報道される事は少なかったように思えます。
寒い家は健康を損ねる。
寒い家で健康を維持するのは難しい。
健康を維持・促進したいのであれば、暖かい家に住むのが一番の近道である。
こうした話題が報道されるようになったのは、つい最近になつてからだと思います。
家庭内ヒートショックは浴室だけではありません。
廊下やトイレでも、事故は起きています。
こんなデーターがあります。
地域別の気温による脳卒中死亡率が示されています。
各地域とも気温が下がるほど死亡率が上がっています。
これを見ると、東京であれば気温10℃の時の人工10万人当たりの死亡者は120人。
都の人口はおよそ1373万人ですから16482人が脳卒中で亡くなっている計算になります。
でも、寒い筈の北海道の死亡者は90人です。
長野は240人もいるのに・・・。
実際に住宅内温度を調べてみると、最も暖かいのが北海道。
以下、沖縄・青森と続きます。
こんなデーターもあります。
冬季の県別死亡増加率を示しています。
このデーターでも、寒冷地の北海道の死亡率は少なく、やや温暖地の栃木の死亡率は高くなっています。
東京はまあまあのようですね。
恐らく、室内温度の暖かさを並べていくと、このデーターと同じ順番になると思われます。
みなさんの家は、北海道並みに暖かいのでしょうか?
それとも、栃木・茨城並みに寒いのでしょうか?
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posted by Hoppy Red
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