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今日は日曜日。
現場はお休みです。
『FPの家 K邸』
昨日のうちに根切り・鋤取り工事が完了しました。
まずは、全景写真から。
そして、根切底の写真です。
先日の地盤調査によると、当該敷地の土質は有機質土。
礫混じり粘土とロームなんだそうです。
礫(れき)とは粒径2mm以上の岩石の破片のこと。
粒径256mm以上を巨礫、256~64mmを大礫、64~4mmを中礫、4~2mmを細礫という粒度区分が一般的に使用されています。
またロームとは、砂・シルト・粘土が適度に混ざった粘り過ぎず、また粗すぎない土壌のこと。
関東ローム層が有名で、赤土と言われる風化した火山灰層です。(確かに赤土・・・。)
表層地質は洪積層に当たるようです。
洪積層とは、約170万年前~約1万年前の洪積世(更新世)に生成された地層です。
この時代は氷期と間氷期が繰り返されて海水準が大きく変化しました。
よって洪積層は海成層・湖成層・河成段丘層を主とし、丘陵地・台地・段丘地を構成しています。
今回の場合は段丘・台地に位置しているようですね。
判定の結果は、地盤補強不要となりました。
接地圧30kN/㎡のベタ基礎で設計すれば問題ないようです。
地業を丁寧に転圧・締め固めするよう、指示戴きました。
地業とは建造物を安全に支えるため、あるいは構築上の必要から地盤に施される基礎工事部分の総称です。
地盤が丈夫でそれ自体で建造物を支えることができる場合には、地盤面を極力平らにした後、割栗石などを並べて十分締め固め、その上に捨てコンクリートを打ちます。
月曜日の午前中に地業および防湿シートの敷き込みを行い、午後に捨てコンクリートを打設する予定です。
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