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天気が続いています。
『FPの家 K邸』
鉄筋組立工時、継続中・・・。
昨日に比べると、随分進んでるでしょ?
捨てコンの白が、徐々に鉄筋のグレー色に変わって来ました。
ユニット鉄筋同志の繋ぎ目を撮ってみました。
鉄筋を組んでいくと、鉄筋を足さなければいけない時があります。
これを継手と言いますが、その時に使うのが『重ね継手』です。
一般には、40d以上となっています。
dとは鉄筋の太さのことで、鉄筋の太さが13mm(D13)であれば520㎜以上重ねなさい。10mm(D10)であれば400㎜以上重ねなさいという意味になります。
弊社の場合、主筋の太さは16mm(D16)ですから640mm以上重ねる必要があります。
でも、この話は現場組みの鉄筋の場合に限ります。
ユニット鉄筋同志の繋ぎ目の場合は、必要な長さの鉄筋を用意し、それをユニット鉄筋に添え、定着長さを確保しなければなりません。
1つの継ぎ目に3本の鉄筋がある訳ですから、重ね継手の長さは倍必要となります。
ユニット鉄筋は施工手間や材料の節約が出来ると言いますが、重ね継手を見る度に「却って無駄が多い気がするなぁー。」なんて考えてしまいます。
写真のコーナー継手も同様です。
L型に曲げた鉄筋を用意し、これを左右の鉄筋に添わせ結束します。
昨日ご紹介した『手ハッカー』と言われる道具を撮ってみました。
これを使い、写真の結束線で鉄筋同志を縛ります。
下記のページで、手ハッカーの使い方を紹介している動画を見ることが出来ます。
興味のある方は、是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=3Yx1a2gB0g4
結束線で耐圧盤の鉄筋を結束した部分を撮ってみました。
上の写真を良く見ると、青いチョークで印が書かれているのが判ると思います。
捨てコンに書かれた鉄筋の墨となります。
この墨の位置に鉄筋を並べれば良い訳です。
どんどん、鉄筋が組み立てられていきます。
地中梁筋
外周部立上り筋
内部立上り筋
基礎伏図の通りに、組み立てられています。
まだまだ、時間がかかりそうですね。
引き続き天気が続くことを願います・・・。
posted by Asset Red
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