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益々寒くなってきます。
お日様が出ている時間はずいぶんと短くなったし、いよいよ冬本番って感じです。
でも、今回は季節外れの話題です。
エアコンの除湿運転は2012年頃から『再熱除湿』から『弱冷房除湿』に変わっています。
これは東北大震災による福島原発事故による電力不足の状況に対応するために、経産省がエアコン業界に要請した『消費電力が増える再熱除湿機能をエアコンに搭載しない』という方針が理由なんだそうです。
この結果、メーカー各社は再熱除湿を諦め、弱冷房除湿を採用することになりました。
冷房を弱運転しても、室温は設定温度以下になりません。
でも弱冷房除湿の場合は、温度設定を無視して冷房運転を続けるため、室温が下がり続けてしまいます。
再熱除湿は、エアコンに採り入れた空気を冷やし結露水を廃棄した後にヒーターで設定温度まで暖めるしくみです。
消費電力は大きくなりますが、室温を下げることなく湿度をコントロールする事が可能です。
弱冷房除湿を行うのであれば、寒くなる前に消費電力の少ないヒーターなどを使うのも良いでしょう。
除湿機を使うよりも経済的な場合もあります。
エアコンの価格差は、お掃除機能があるかどうかで決まる。
冷やしたり暖めたりする機能には、それほど差があるわけでもないだろう・・・。
なんて思っていましたが、必ずしもそうではないようです。
COPや風のコントロール、温度の微妙な調整など各メーカーによって差があるようです。
エアコンの選定に当たっては、色々と比較する必要があるようです。
また、機能に合わせた設置場所・設置方法を検討することも必要となります。
昨日参加した、『新住協東京支部研修会』で鎌田先生のお話をご紹介させていただきました。
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