家づくり検討時にとった行動

住宅あんしんニュース№207

に掲載された記事の一部を抜粋してご紹介します。

チラシなどの反響が落ちるなか、消費者が家づくりを検討する際にどのように情報をし得しているのかを調査しました。

調査対象は、2015年以降に注文住宅を取得した全国20~60代の既婚男女500人となります。

家づくりの検討期間に実際に行ったこと尋ねた際の回答が上図です。

『建物の見学』が全世帯でもっとも多く、30・40・60代では7割を超えました。

『インターネットで検索』は20~50代で5割を超え、身近な情報収集の手段として使われていることがわかりました。

『住宅事業者との個別面談に参加』は20代と60代で多く、4割前後。

『セミナー・イベントに参加』は、40代以外の全世帯で2割に達しています。

一方自身の家づくりを振り返ってみて、一番役に立った行動は何であったかと尋ねた際の回答が下図です。

全世代で一番多かったのが『建物の見学』で、5~6割を占めました。

20~50代は『インターネツトで検索』が2番目に多く、約2割。

一方60代だと『個別面談』が役に立ったと言う回答が2割ありました。

20~50代で5割以上が行っていた『インターネット検索』ですが、回答者からはこんな意見がありました。

「業者側に有利なサイトが多い/青森県男性36歳」

「売り文句が多く、各会社の特徴をシンプルに理解するのに時間がかかる/富山県男性31歳」

「100%信用できないので参考程度に/埼玉県男性55歳」

「質の悪い情報が目立ちすぎて最終的にあまり見ない事にした/愛知県男性31歳」

「口コミサイトは誹謗中傷も多く足の引っ張り合いで参考にならない/岐阜県男性43歳」

「大手会社以外で良い会社があっても簡単に出てこない/新潟県女性33歳」

「地域に根差した会社を探すのに苦労した/茨城県男性56歳」

「小さい工務店の情報は得にくいので地域ごとにまとめて比較しやすくして欲しい/静岡県女性28歳」

地域の住宅事業者のネット対策は、まだまだ工夫の余地がありそうです。

弊社も利用している『各種書籍・雑誌を閲覧』は検討中で

20代16%

30代39%

40代29%

50代21%

60代17%

思った以上に少なくなっています。

掲載しても反響が少ないのは、この辺りにあるのかもしれませんね。

同業他社に聞いてみても、反響はほぼ期待できないと言う意見ばかり・・・。

検討中に一番役だった事を見ても

20代0%

30代3%

40代3%

50代5%

60代0%

燦々たる結果となっています。

弊社の営業活動は

住宅雑誌への記事掲載

インターネット検索

そして構造・完成見学会

です。

見学会の存在をアピールするための雑誌掲載やインターネット利用ですが、もっと内容を吟味する必要があるようですね。

もっと地域密着工務店の存在をアピールしなければ・・・。

 

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