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今年最後のブログです。
今日の練馬・板橋は思ったよりも暖かかったですよ。
『FPの家 M邸』
遣り方に先立ち、物置の移設を行いました。
大の大人が6人もいると、簡単に運ぶことが出来ます。
遣り方杭と水平貫を配り、遣り方開始です。
当該敷地は、元々砂利敷きの月極駐車場。
地面が硬いのは予想していました。
それでも、予想外に硬かったですね・・・。
地表には所々霜柱が立っていて、踏むとザクザク音がしています。
そのせいもあってでしょうか?
杭を打っても中々入りません。
電動ハンマーを仮設電柱に繋ぎ、予め地面に穴を明け、そこに杭を打ちことにしました。
杭を打ち終わると、オートレベルを設置します。
頭に付いたレーザーがくるくると回転し、360度同じ高さを示してくれる便利グッズです。
受光部を取付けた棒を上下に動かすと、窓に『↑』や『↓』そして『-』の表示が出るようになっています。
矢印の指示に従い受光部を動かし、レーザー光線と同じ高さになれば「ピー」という音と共に『-』の表示が出ます。
この時の棒下端の高さを杭に標せば、常に同じ高さになる訳です。
杭に標された線に下端を合わせるようにして、水平貫を取付けます。
そして水平貫に建物の四隅の位置を記します。
その時役立つのがカネピタです。
先端から常に同じ長さのテープが出るようになっています。
ピタゴラスの定理を利用して、建物の直角を出す便利な器具なんです。
そして四隅が決まったら、そこに釘を打ち、水糸を掛け、建物の中心線を示します。
水糸の交点から対角上の交点の長さを測り、もう一方の対角長さと比較すると、建物の直角がキチンととれているかどうか確認する事が出来ます。
最後は水平貫に基礎伏図を見ながら、立上りの中心線および巾を書き写して完了です。
現場への出入り口にはゲートを設けましたが、念のため杭の上端を『いすか切り』しました。
いすか切りとは写真のように木材の杭の頭を互い違いに斜めに落とす切り方を言います。
このように切っておくと、杭の頭が潰れていれば誰かが杭頭を打った為、高さが狂ったと分かるようになっています。
年が明けたら、根切り・鋤取りを行います。
そして『FPの家 K邸』です。
玄関土間の『エアモルタル』はエアインチョコのようになっていました。
重い荷物を持って乗っても下がることはありませんが、なんだかフワフワしていて変な感じです。
でも、明らかに断熱性能は高くなっていると思われます。
大屋根・下屋とも、厚さ0.4mmのガルバリウム鋼板が葺かれています。
現在透湿防水シートの施工が進められていますが、これももうすぐ終わりそうです。
明日、最後のゴミ回収車が来れば現場もスッキリと片付きます。
雨が降っても問題ありません。
これでなんとかお正月を迎えられます。
大工さん、職人さん、問屋・メーカーの方々、今年一年ありがとうございました。
この場を借りて、お礼をしたいと思います。
そして、弊社に家づくりを託して戴いた皆様・声を掛けてくださった皆様。
本当にありがとうございました。
皆様にとりまして、来年が良き一年でありますようご祈念いたします。
なお弊社の年末・年始休暇に伴い、平成29年12月29日~平成30年1月4日の間のブログはお休みとさせていただきます。
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