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今日は水曜日、アセットフォーの定休日となっています。
新年早々の飛び石連休ですね。
なんだか身体のリズムが元に戻りません・・・。
シャキッとしなくては!!
昨日は、以前に外壁の塗り替えを行った方のリフォーム打ち合わせを行いました。
15年ほど前に築27年の木造住宅をご購入された方で、すでに何回かリフォームを行っているようですね。
某大手リフォーム会社にて浴室やキッチンのリフォームを行ったものの、その対応に納得が出来ず、外壁の塗り替え時に弊社にお声掛け戴きました。
今回の工事を最後にしたいとの事。
終の棲家として、何が必要で、何を諦めるのか?
そんな話をしながら、既存の間取りと新しい間取りを見比べ、会話を交わしました。
築42年のお宅は、夏を旨とするスカスカ住宅です。
おそらく断熱材は入っていません。サッシだってもちろんシングルガラスです。
つい最近まで、ご主人は北海道に単身赴任していたそうです。
我が家に戻って、その寒さに愕然としたそうです。
『寒い家は健康に悪い!』
なんて知ったら、余計にびっくりされたでしょう。
でも断熱材が入っていない家は、総じて長寿命ですね。
薄いグラスウールを申し訳程度に入れた『旧断熱基準の家』のリフォームを行う機会がありますが、大抵グラスウールは真っ黒に変色していて、カビや腐朽菌による被害が見受けられます。
そんな住宅を見ると、平均26年といわれる住宅寿命も納得できます。
寒い家の躯体は、実に健全なんですよね。
やはり、『中途半端な断熱・気密施工は家を不健康にする!』というのは本当のようです。
床の隙間から入った冷気が壁の中を上昇し、暖められた空気は天井の隙間から出ていく。
せっかく暖められた空気は室内を暖めるのではなく、壁の中の断熱材を暖め、冷たい外気と触れて結露する。
断熱リフォームを行ったのに、思ったほど暖かくないと感じる方が多いそうです。
こうしたケースは、おそらく『気流止め施工』が出来ていないのでしょう。
空気・水蒸気の壁への侵入を防ぎ、『内部結露』を無くす。
長寿命かつ暖かい家の常識を理解していない作り手もまだまだ多いと思われます。
住宅設備の更新や、バリアフリー化。
間取りの変更等、やりたい工事は多々あります。
予算の関係で、どこまで断熱・気密に費用をかけられるのか・・・。
しっかりと対話を行い、じっくりと検討したいと思います。
そうでなければ、声を掛けて戴いた甲斐がないですからね。
『終の棲家』を冬を旨とした住宅に出来るよう、精いっぱい頑張りたいと思います。
工事が始まったら、断熱・気密の部分を中心にご報告させていただきます。
お楽しみに・・・。
posted by Hoppy Red
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