基礎工事を進めています。

今日も練馬・板橋は寒いですよー。
もうそろそろ、このフレーズも飽きましたね。
日向はいいんです。ポカポカとした暖かさを感じることができます。
でも日陰はどうにもなりません・・・。
基礎工事を行っている現場をサーモカメラで撮ってみました。
赤い所は陽が当たっている土です。
同じ陽が当たっていても、コンクリートの部分は温度が低いんですね。
冷たさを蓄熱しているのでしょうか?
こんな状況で作業を進めている職人さん、ありがとうございます。
間違っても、寒いなんて言えませんね・・・。

『FPの家 M邸』
基礎工事が進められています。
前回は根切り・鋤取りの工程について書かせていただきました。
今回はその後の様子となります。
根切り・鋤取りを終え、砕石による地業を行いました。
朝見ると、至る所に大きな霜柱が出来ています。
寒いわけだ・・・。
つま先が悴むくらい冷たいんです。
写真は、地業の上に刺された木杭を写したモノ。
杭の天端はオートレベルを使い、一定の高さになっています。
これ、捨てコンクリートの天端レベルの目安なんです。
打設時に、木杭の天端がギリギリ隠れるようにします。
そして木杭を打ち終えたら、地業の上に防湿シートを敷きます。
そして捨てコンクリート打設。
耐圧盤の下と根切底にだけコンクリートを打設しています。

捨てコンの無いところからは、防湿シートと地業が覗いていますね。
防湿シートの目的は、地面からの湿気が床下空間に侵入するのを防ぐこと。
でも弊社の場合、ベタ基礎が標準ですから建物の下全てに厚いコンクリートを打設しています。
防湿シートなんていらないんじゃないの?
と思うんですよね。
ちなみに厚さ0.1mmのポリエチレンシート(防湿シート)の透湿抵抗は452m2・h・mmHg/gとなっています。
厚さ100mmのコンクリートはと言うと、69.9m2・h・mmHg/g。
数値が大きいほど水蒸気を通しにくくなっています。
防湿シートってコンクリートの6.5倍ちかく水蒸気を通しにくい素材なんですね。凄い・・・。
でも、コンクリートの69.9m2・h・mmHg/gだって相当凄い数字なんです。
例えば、防湿層付きのグラスウール(厚さ50mm)の場合は17.0m2・h・mmHg/g。
ボード状の発泡プラスチック系断熱材(厚さ50mm)の場合は30~40m2・h・mmHg/gとなっています。
実に4.1~1.7倍も水蒸気を通しにくい。
床断熱であれば、コンクリートだけで充分だと思います。
ついつい今までの習慣で防湿シートを敷いていますが、そろそろその必要性を再検討する時期に来ているのかもしれません。
シート施工を省略することで、いくらかでもコスト削減を図ることができるかも・・・。

捨てコンが乾くと、その上に墨を付け、型枠を取付ける位置を決めます。
写真は捨コンの上に引かれた墨を目安に巾止め金具を取付けたところです。
2本の爪が見えるでしょうか?
この爪の間に鋼製型枠を嵌め込み、型枠を設置します。


まずは外側の型枠を設置します。
既にユニット鉄筋も入荷しています。



基礎伏図や基礎断面図に従い、専門工場で加工され、溶接された鉄筋です。
現場では図面に従い、これを配置し継手部分を結束線で結束します。


どんどんと、鉄筋が組まれています。
明後日には鉄筋組立も完了する予定です。
木曜日の朝配筋の確認を行い、問題があればすぐ是正してもらいます。
そして、午後に瑕疵保険会社の検査員による配筋検査が行われます。

その様子も、後日ご報告したいと思います。
 

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