昨日よりも少し寒かった練馬・板橋。
『FPの家 M邸』
コンクリートの打設を行いました。
まずは昨日の夕方行われた、瑕疵保険会社による配筋検査の様子です。
心配したほど暗くもなく、無事検査を行うことが出来ました。
無事合格です。(だいぶ陽が延びましたね・・・。)
では、打設の様子をご報告します。
敷地内に据え付けられたポンプ車です。
1台目の生コン車が到着しました。
まずは、コンクリートを一輪車に採取します。
スランプ値の測定です。
スランプ値は17cm、スランプフロー28.0cm×28.0cm。
問題ありません。
コンクリートに含まれる空気量を測定し
コンクリート温度と塩化物量、そして外気温度も測定します。
最後に圧縮強度試験用のテストピース×6体を採取して、コンクリート試験完了です。
今回のメンバーは4人。
ポンプ車のオペレーター。
バイブレーターを掛ける人。
そしてアルミトンボで表面を平らに均す人。
アルミトンボを金鏝に持ちかえて、丁寧に均しています。
そして親方が生コン車を誘導したり、みんなに指示を出したり・・・。
全部で5台、18㎥のコンクリートを打設しました。
最後の均しです。
耐圧盤のコンクリート打設完了です。
でも、まだ作業完了という訳ではありません。
コンクリートの表面に浮き水が出て、その浮き水が引くのを待ち、最後の鏝押えを終えたのは夕方4時になっていました。
そして、最後の一仕事がコレ!
大きなブルーシートを基礎の上に拡げて『寒中養生』です。
今晩の気温は4℃位まで下がるようです。
念のため温度補正を掛けておきましたが、コンクリートが凍ってしまうかもしれません。
ブルーシートで養生することで、コンクリートに冷たい風が当たるのを防ぐのが目的です。
コンクリートが発する熱だって多少は役に立つでしょう。
朝方、霜が降りるのも防いでくれるはず・・・。
明日行う、墨出しもスムーズに行えると思います。
コンクリートって、乾燥もダメだし、寒くてもダメ!
色々と面倒なんです。
でも、気を使ってあげないと本来の性能を引き出すことできません。