今日も、練馬・板橋は雪パニックです。
道路に積もった雪がコブのように固くなり、車のハンドルが取られてしまい危なくてスピードが出せません。
信じられない事ですが、ノーマルタイヤにチェーン無しで立ち往生している車まである始末。
そんな車で走るなよ、大迷惑・・・。
『FPの家 M邸』
今日は朝からコンクリートの打設をする予定でした。
泣く子と天気には勝てないと言われますが、本当ですね。
それなりに準備を進めていたのに・・・。
「この天気じゃ、いつ着けるかわからない。」
「チェーンが切れちゃうんだよね。」
生コン屋さんやポンプ車の運転手からの電話で、延期になってしまいました。
現場前の道路はこんな感じです。
確かに運転には気を使います。
でもチェーンをすれば普通に走ることが可能です。
私道部分の雪掻きはすでに終わっています。
今朝の現場の状況です。
基礎の中の雪も既に除去済み、いつでも作業が行えるようになっていました。
それなのに・・・。
安全を最優先とする『プロ意識』だとは思うんですが、約束を果たすために工夫をこらすという『プロ意識』は持ち合わせていないようですね。
残念でなりません。
折角ですから、型枠を組む様子をご報告したいと思います。
トラックの荷台に積まれた鋼製型枠。
これを耐圧盤の上に引かれた墨に従い設置します。
まずは外枠。
建物の中心にオートレベルを設置し、
取付高さを確認しながらアンカーボルトを配置します。
土台と基礎を緊結するためのA40
そしてホールダウン金物用のA70
型枠と鉄筋の間隔(かぶり厚さ)も確認しなければなりません。
浴室入口の下には『浴室点検口』を設置しました。
当該建物は床断熱、でも玄関土間および浴室については基礎断熱となっています。
よって浴室の床下に不具合が発生した際に侵入する点検口には、気密性と断熱性が必要となります。
だから弊社ではいつも、写真のEPS製点検口を採用しているんです。
水道やガスの為の先行スリーブも設置しました。
弊社では、こうした配管を耐圧盤に通す施工はしません。
必ず地盤面より高い位置に設置し、シロアリの侵入路にならないよう心掛けているんです。
図中の赤い矢印はシロアリの侵入路を示しています。
もちろん、弊社の施工方法とは違います。
時々見掛ける施工方法ですが、シロアリの被害を防ぐにはおススメできない施工のようですよ。
写真は、玄関框下の立上り用型枠です。
一般部よりも立上り高さが200mm低い為、ここだけ木製型枠を採用しました。
型枠工事完了です。
コンクリート打設日の前日が雪のため、日曜日の作業となりました。
翌日の雪が型枠内に積もらぬよう、雪養生もしたのになぁー・・・。
おかげさまで、立上り内に雪は入りませんでした。
日を改めて、コンクリートの打設を行います。
さあ、事務所の廻りの雪掻きです。
既に腰の痛みは始まっています。
腕の筋肉はプルプルと震え、首も痛くなってきました。
気温は上がるようですね。
幸い明日は定休日。
身体を休めることができそうです。
思う存分、雪掻きするぞー。