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今日はアセットフォーの定休日。
いゃー、意外と凄い雪でしたね。
私は子供の頃、雨よりも雪の方が良いと思っていました。
だって、雪より雨の方が濡れるでしょ。(傘をさすの面倒だし・・・。)
子供ですから、雪合戦や雪だるま作りに夢中で・・・。
スキーを始めてから、益々その傾向が強くなりましたね。
寒いのはどちらかと言うと気にならないタイプだし・・・。
でも現場監督という立場になってからは、価値観が変わりました。
雨は止めば済むけど、雪は後を引く。
屋根やベランダの上の雪は、融けて流れ落ちるまでの間ずーっと滴を垂らします。
でも雨であれば止んで1日も経てば、滴が垂れることなんてありません。
垂れた滴が足場板に跳ね返ると、外部の工事は出来ません。
モルタル塗りや吹付・塗装工事なんてもってのほかです。
雪は雨よりも冷たいから、コンクリートやモルタルが乾くまでの間に凍結することがあります。
凍結すると色々厄介なんです。
剥がして再施工なんて場合もあります。
そして、日陰に積った雪はいつまでも残ります。
滑って危ないし、片付けなければ作業の邪魔になります。
外部の水道配管や、基礎廻りの土を埋め戻すことも出来ません。
以前、解体後の現場で起きたハプニングをご紹介します。
あまり陽当たりの良くない現場でした。
敷地はすでに更地になっています。
間近に基礎工事を控えたある日、雪が降ったんです。
今回ほど降った訳でもありません。
当時の私は、あまり気にも留めていませんでした。
その数日後に、一本の電話が入るまでは・・・。
「現場の下見に来ました。」
電話の相手は基礎屋さんです。
「ご苦労様。」
「大変です。」
「?」
「現場が真っ白です。」
(あー、そうか。先日の雪が残ってるんだな。)
「まだ、融けてないの?」
(少し大袈裟なんじゃない?)
「違いますよ。」
「近所の家の雪が全てここに捨てられているんです。」
「」
早速、現地を確認しました。
確かに凄いことになっています。
敷地いっぱいの雪が、山のように積まれている・・・。
しかも融けて固まり、カチカチでスコップの歯も立ちそうにありません。
「雪って、残土みたいに引き取ってくれないの?」
「陽当たりの良い空き地があればいいんですけどね。」
そんな心当たりなど、もちろんありません。
結局、基礎屋さんにお願いして雪を砕く事に・・・。
でも陽当たりが悪いから、中々融けません。
バーナーを用意して貰い、付っきりで溶かしてもらう羽目に・・・。
危ないから、ほったらかしにも出来ません。
特に追求もしていない為、誰がやったのかもわかりません。
周りの方も、特に気にする様子も見せないし・・・。
(犯人、申し訳ないとか思わないのかな?)
お蔭で着工が数日伸びてしまいました。
もちろん、費用だって余計にかかってしまいました。
雪なんて、大嫌いだ-。
昔は、雪の日の翌日に雪掻きなんてしませんでした。
知らんぷり・・・。
でも、今はそういう訳にもいきません。
むしろ積極的に対応している積りです。
だって、地域密着工務店ですから・・・。
posted by Hoppy Red
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