上棟日の前日

今日の練馬・板橋は、それほど寒くもなく、かといって暖かいというほどでもなく・・・。

例年通りというところなんでしょぅか?

でも、木曜日には雪が降るという予報も出ているようです。

束の間の晴天なんでしょうか・・・。(涙)

『FPの家 M邸』

いよいよ明日は上棟日。

前日の今日は、上棟材の荷受けと先行足場の架設を行いました。

「先行足場・・・?」

という方もいると思います。

ご存知でしょうか?

建設業における死亡災害を災害の種類別に見ると墜落によるものが最も多く、その中でも足場からの墜落災害が高い割合を占めているそうです。

このため足場からの墜落災害を撲滅することは、建設業における死亡災害を防止する上で最重要課題らしい・・・。

この課題を解決する対策の一つとして、昨今は『先行足場』が行われている訳です。

「???」

ですよね・・・。

以前は今のような鋼製足場ではなく、丸太足場が使われていました。

太さ10cmくらいの間伐材を1.8m間隔に立て、そこに同じ丸太を横にして、相互を番線で縛って終わり!

という驚きの足場です。

そして、建て方と言われる木材の組立作業は鳶といわれる職人が行っていました。

建て方作業を終えた鳶職は、建物の周りに丸太で足場を組んだら帰ります。

作業が遅れれば、上棟の翌日に足場が掛けられるなんて事も多々ありました。

つまり当時の現場では、建て方の際に足場が無いのが常識だったんです。

今から考えれば、相当怖い状況ですよね。

足場よりも建て方の方が先行している・・・。

それに対して、建て方に先行して足場を掛ける。

これを先行足場と言います。

いまや常識ですから、わざわざ先行なんて言葉を付ける必要もないと思いますが・・・。

今朝一番の写真です。

昨日敷き終わった土台の上に、足場用の部材が拡げられています。

基礎の周りにはPPシートが敷き詰められ、靴が汚れないようになっています。

また、工事中に出た塵やゴミが土に混じらないので掃除がしやすいんですよね。

トラックから部材を黙々と運び出す足場職人さん。

鋼製部材が冷たくて大変そうです。

これから半日かけて、足場を組み立てます。

お昼過ぎには、ほぼ終わっていました。

早速足場に登って、土台を写してみましょう。

結構高さを感じる写真だと思いませんか?

今回は、土台及び大引きを3.0尺角に組み、そこに断熱パネルを落とし込む仕様となっています。

ようやくプレカット部材を積んだユニック車が到着しました。

ユニック車とは、荷台にクレーンが付いたトラックです。

荷揚げ・荷卸しが非常に楽です。

狭い現場だと、使えない場合があります。

道路には電線がいっぱい張られているので、敷地内に車を入れられないと操作が難しいんですよ。

今回は、活用させてもらいました。

トラックは3台、それぞれに

1階柱+床梁

2階柱+小屋梁

母屋梁

が積まれています。

それをクレーンで吊って降ろします。

1階の部材は土台の上に。

2階部材および母屋部材は、足場に設けられたステージの上に降ろします。

荷受け・荷卸し完了です。

荷物を足場内に入れる為に開けておいた部分を塞ぎ、棟繫ぎを入れれば今日の作業は完了です。

敷地内にポターン(建て方専用の電動クレーン)を据え付けるスペースがある為、明日はクレーンによる建て方を行います。

2階建てだし、3時位には終わるかなぁー。

暖かいといいんだけど・・・。

 

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