柔軟性をもった画期的な1液ウレタン

今日はアセットフォーの定休日。

でも、朝から普通に出勤です。

だって、『FPの家 M邸』の上棟日なんだもん。

むしろ、いつもより体を動かさなければなりません。

お仕事モードのついでに、今回は新製品のご紹介をしたいと思います。

弊社でも、断熱・気密施工の必須アイテムとして利用しているのが『1液ウレタンフォームボンベ』です。

これにスプレーガンを取付け、必要部位に使用しています。

色々な製品を使って来ましたが、取り敢えず今の製品で安定しています。

窓廻りに使うピンク色の缶、そして一般部に使う黄色い缶。そして夏だけ使う青い缶。

(メーカー名・製品名は割愛させていただきます。)

ピンク色の缶は、発泡倍率が低いのが特徴です。

でも、意外と倍率が高いんですよね。

以前は、もっと低いものがあって重宝していました。

いつの間にか無くなってしまい・・・。

良いものが見つかりません。

今回ご紹介するのは、ピンク色の缶に替わる製品です。

株式会社ABC商会の『インサル エラスティックフォーム』と言います。

今までの1液タイプのウレタンフォームに比べ、驚異的な柔軟性を実現しています。

硬化後の金属・木材等の収縮に追従し、断熱・気密性能を長期間保持することが可能です。

また従来のウレタンフォームでは、吐出後に1.5~2.0倍にフォームが膨らむため余剰部分をカットする必要がありました。

この製品は膨らみが少ない為、隙間の大きさに合わせて適切な吐出量を充填出来ます。

少量のはみ出しなら柔軟性を活かして、そのままボードを張ることも可能です。

吐出後の硬化が早いので、作業時間の短縮も図れます。

タックフリータイムとは、フォームを充填した後、表面に指の腹をそっと当ても手に液が付いてこなくなる時間を言います。

またカットフリータイムとは、硬化・切削が可能になる時間を言います。

マイナス5℃まで施工が可能というのもうれしいですね。

通常の1液タイプのウレタンフォームは、気温が低いと正常に発泡・硬化しません。

つまり低温下での作業は出来ないんです。

冬場の作業も確実に行えます。

でもボンベをお湯に漬け、20℃程度に暖めた方がより施工性が上がるようです。

容量は750ミリリットル/本、1箱あたり12本入っています。

発泡体積は38±2リットル。直径2cm×140m分/本です。

熱伝導率は0.036W/mk

発泡ガスはHC、もちろんノンフロンです。

早速、サンプル依頼を掛けました。

現場で試してみて、問題がなければ採用したいと思います。

 

 posted by Asset Red

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