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まだ、パラパラと雪が降っています。
そろそろ止やまないかなぁー。
でも水気が多い雪なのか、予想外に積りません。
逆に道路に残っていた雪を溶かしてくれたかも・・・。
近場の現場だけ見て来ました。
写真は昨日の昼前の状況です。
当該建物は、2階天井全てが勾配天井で火打梁が設置出来ません。
耐震等級3とするために、垂木ピッチを通常の半分(@227.5mm)で転ばして水平構面を確保しました。
タルキ止めは一般的なひねり金物を採用しています。
いつもならFP屋根パネルを垂木間に落とし込んで断熱&気密を取るんですが、今回は垂木間隔が狭すぎてパネルの製作範囲を下回ってしまいました。
そこで『キューワンボードKS(50mm)』を工場で裁断してもらい、190mm×910mmのサイズで納品してもらいました。
これを2枚重ねて、厚さ100mmの断熱材とします。
垂木下端に断熱材を合わせて取り付けると、40mmの通気層が確保出来ます。
もちろん遮熱材付の通気層です。
垂木間寸法よりも大きめに作っているので、入れるのは大変ですが、その分隙間は出来ません。
もちろん、気密施工と落下防止策を充分行わないとなりませんが・・・。
ちなみに厚さ105mmのFPパネルの熱抵抗は4.375です。
これに対して、厚さ100mmのキューワンボードKSの熱抵抗は4.761となります。
熱抵抗は大きいほど、断熱性能が高い事を表します。
つまり断熱性上は何の問題も無い訳です。
だ熱抵抗4.761と言えば、グラスウール16Kであれば215mm以上充填しなければなりません。
何も問題が無ければ断熱材の充填を終え、昨日の夕方には野地合板の施工も終わっている筈でした。
でも、問題が発生したんです。
そう、昼過ぎから降り始めた雨。
そして雪です。
もちろん、雨養生はしました。
でも、屋根の作業は出来ません。
明日はアスファルトルーフィング(屋根の下葺き材)の施工をする積りだったのに・・・。
雪の為、作業自体もお休みとなりました。
あーあ、雪なんてキライです。
仕方なく、ルーフィング施工は月曜日に延期しました。
posted by Asset Red
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