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昨日のブログで、床断熱における『断熱材の脱落防止』について少しだけ書かせていただきました。
今回は、繊維系断熱材の施工方法について書かれたものをご紹介したいと思います。
その他の床の断熱施工
最下階の床下空間のある床前面に断熱・防湿を行います。
ポイントは、階段・床の間・押入などの床の断熱・防湿も確実に行うこと。
断熱・防湿層は連続して切れ目が無いのが当たり前です。
根太を用いない剛床では、壁の取合いなどで『気流止め』の施工が省略できます。
また、断熱材の留め付けには専用金具を用います。
専用金具は所定のピッチで取付けます。狭い部分や火打土台などの木材がある場合は、断熱材が撓まない程度に金具を取付けましょう。
根太を用いる工法の場合は、床と壁の取合いに床下からの冷気流が壁の中に侵入しないよう気流止めを施工します。
乾燥材を用いる場合の施工方法は以下の通り。
合板による施工方法は以下の通り。
もちろん断熱材の室内側に防湿フィルム、外気側に防風フィルムの施工をするのは必須となります。
正しい施工をしなければ、折角の断熱施工も無駄になります。
正しい知識と正しい施工管理が、暖かい家づくりの絶対条件だと思いませんか?
パラマウント硝子工業『グラスウールカタログ』より一部を抜粋させていただきました。
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