LED電球?

昨日、事務所に弊社OBが顔を出してくれました。

30分ほど四方山話をしていたんですが、その時OBの口より出た話です。

「我が家のLED電球、そろそろ交換の時期なんだけど電球がないらしいの・・・。」

「メーカーに聞いても廃盤でもう無いって言われた。」

「アマゾンでまとめて買ったけど、無くなったら器具自体を替えるしかないのかしら?10個くらいあるのよね・・・。」

「ええ、器具交換は簡単にできますよ。」

どうやらダウンライトのようですね。

御帰りになった後、図面を確認してみました。

記憶違いのようです。

LEDではなく、パルックボールスパイラルでした。

この電球は、スパイラル発光管を採用した電球サイズのコンパクトな電球形蛍光灯です。

消費電力12ワットで電球60形とほぼ同じ明るさ。

点灯直後(約1秒)の明るさ約40%(A15形)と大幅に改善されました。(周囲温度25度の時)

当時は省エネを意識して、今のLED電球と同じように積極的に提案していたようです。

調べてみると、確かに廃盤になっていました。

でも、後継機種はあるようです。

早速教えてあげないと・・・。

LED電球を使う照明の場合、電球一体式のタイプがあります。

この器具は比較的安価になっていますが、電球の寿命が来た際には器具ごと交換する必要があります。

でも、電球と器具が分離するタイプであれば電球だけ交換すれば良い。

器具代は若干高めに設定されていますが、後者の方がお得ですよね。

そう判断して、後者をお勧めする事が多いように思います。

でも、最近は廃盤が多いですよね。

機種変更のサイクルもメチャクチャ早い。

技術革新とは言え、こんなんでいいのかなぁー。

10年後、電球が残っているのかなぁーなんて不安になります。

私自身、我が家で採用した照明器具の中には白熱電球を使ったものもあります。

ご存知のように、メーカーは白熱電球の生産を止めています。

問屋に注文をしても、生産終了ですと言われてオシマイです。

ネットでまとめて購入し在庫していますが、いつまで続くのか・・・。

昨今の対応を見ていると、昔ほど製造メーカーの体制を信じる気がしません・・・。

生産中止から10年位は、在庫を持っているんでしょう・・・。

そんな事はありません。

だったら、一体式の方が良いのかも・・・。

どうせなら、簡易取付タイプのダウンライトが出れば良いのに・・・。

そうすれば、自分で器具交換が出来ます。

穴明けが必要となるダウンライトは、取付自体は簡単じゃありません。

プロに任せるしかありません。

でも、口径の同じ器具であれば、速結端子を改良すれば出来そうな気がするんですよね。

これも、ZEL(ゼロ・エネルギー・ライフ)に近づく為の一歩でしょ?

ついつい、考えさせられるお話でした。

 

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